Bourse de Commerce – Pinault Collection(ブルス・ドゥ・コメルス)

今回絶対に行きたかったアドレスの一つ、Bourse de Commerce(ブルス・ドゥ・コメルス)へやってきました!

噂のネズミさん

安藤忠雄氏建築ということで日本のメディアでもよく登場していたブルス・ドゥ・コメルス。Bourseというその名の通り、ここは旧商品取引所。


ノートルダム寺院の再建に1億€をポンと出せてしまう世界屈指のお金持ち・ピノー財団のコレクション、しかもコンテンポラリーアート…
多分解説ないと無理だなと思ったので、あやのさんと一緒にガイドツアーに参加しました。

1889年に作られた時の美しいクーポールはそのままに、その直下に巨大な展示空間を作るというとても大胆で面白い建築。

なんとこちらの写真、ご担当者様とやり取りさせていただき、公式アカウントでご紹介いただけました。うれしい!

公式サイトのあるページには次のような一文で始まります

Au cœur de Paris, à l’épicentre de son quartier culturel le plus dense, la Bourse de Commerce vous invite à faire halte.

https://www.pinaultcollection.com/fr/boursedecommerce/publics/bienvenue

「faire halte」には「小休憩する」という意味があり「どうぞお立ち寄りくださいな」というくだけた感じのイントロ。

展示品が所狭しと並べられている訳でもなく、非常にゆったりとした、パリのど真ん中で空間をとても贅沢に使っている、未だかつてない美術館。

寝ながら鑑賞してる人もいるくらい。

天井画のこの部分はJaponらしいけど、え?

コンテンポラリーアートなんで、解釈も自由。

2階のエクスポジションも自由すぎて、書き込んだり写真を埋め込んだりできる壁もあった。

風さんの名前を刻んでおきました。誰か気づいてくれるといいな!

素敵な人を追いかける性質なもので。。

クーポール以外の写真もかなりの枚数は撮ったのだけれども、やはりクーポールのインパクトが強過ぎてあまりいい絵が撮れてなかった。中央の空間以外はどこに行っても人が入ってしまうからね。。