無意識の中、パリの街を見下ろす

20 février 2010 パリ旅行3日目

ラファイエットのトイレへ、避難。
でもなんだろう、吐き気がするわけでもない。
気持ち悪いとかでもない。
ただ、フラフラするだけ。

こんな感覚は、初めてだ。

気がつくと、私はラファイエットの屋上、展望フロアにいた。

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そして、同じような、何回も見た景色を、写真におさめていた。

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記憶も意識もない中、やっぱりエッフェル塔を撮っていた。

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こんなに晴れているのに、なんでこんなにフラフラしているんだろう、私。
牡蛎?牡蛎があたったの?

・・・いやだから、気持ち悪いわけでもないんだ。本当に。
頑張れる子だから、私。
きっと、このまま踏ん張れるさ。

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でも、パリのこの景色は、逃げない。
今、決断のとき。

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・・・決めた。
一旦、アパルトマンに帰って、寝よう。
寝れば治るさ。

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苦渋の選択でした。
でも、こんなことは滅多にないこと。
晴天のパリの街を歩かずに、昼寝ってのも、ありじゃないか。

アリスのショーウィンドウ。
おとぎの国のパリは一旦離れて、アパルトマンで寝るよ。

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タクシーに乗ってもいいくらいのダウンだったけど
メトロを乗り継いで、なんとかアパルトマンにたどり着けた。

カーテンのない部屋は明るいけれど
ベッドに横になったら、即効眠れた。ぐう。