パリ東駅から、ストラスブールへ

今回の到着以来、やたらよく見かける緑色のキックボード。

パリで2018年6月から会社された「LIME-S」というシェアリングキックボードサービス。
前回の旅は5月だったから、そりゃ見たことないわけだわ。
でもあっという間に普及したのか、ヴェリブよりよく見かけたような気がする。
試してみたいけど、運転免許証がいるのだそうで…!
(ヘルメットも必須だそうですが、誰一人としてかぶってる人見たことない)

さてさて、写真は真夜中のように見えますが、いえいえ旅3日目の朝を迎えています。
朝7時過ぎ、パリ東駅へと向かって徒歩15分。
マクドやブーランジュリーはところどころ開いてますが、まだ朝陽は昇らない。

さすがに朝は寒い。
いつも日本なら布団で熟睡している時間ですが、旅は不思議です、7時台で目がぱっちり開いているんです私。


まあそうだろうな、と思ったけど出発ホームの番号はまだ出ていませんでした。
プチデジュネを求めて駅構内を探索。


寿司屋があった。
「Il n’y a pas de souci」(心配ないさ〜♪)と大西ライオン風のセリフをもじった店名、センスが良過ぎでは。

ちょっと目移りしたけど、なんかかわいらしかったのでこちらのお店でパンを調達。
店員さんもサンパで、朝からとっても気分が良い。
当たりだった。

パリは来るたびにアップデートしてくる。

各ホームの入り口に自動改札できていた。
もう黄色いかわいい子がコンポステしてくれることなど遥か昔のお話なのですね。
便利になるのはうれしいのだけども、どこか寂しい。

さて、ホームの番号が発表になり、
「On y va!」「Allez!」とところどころから一斉スタート。
私はそんな人々を後ろから見るのが好き。

ホームに人はまばらだったけど、車内はほぼ満席。
みんな大荷物。

自動改札だったけど、車内は検札もまわっていた。
東京の片隅で印刷した紙ペラが、フランスで切符になるなんて。

濃霧の車窓を眺めつつプチデジュネ。
オーソドックスなジャンボンフロマージュ。美味しい。シンプルが一番美味しい!

そしてこちらも奇を衒わないパンオレザン。こちらも絶品だった。

ようやく夜は明けたけど、濃霧で全然景色が見えない。
お、霧が晴れたかな?と思った無人駅。地平線が見えます。。

2時間の電車の旅はあっという間。ストラスブールに着きました。