パリ イヴ・サンローラン美術館 Musée Yves Saint Laurent Paris

メトロに乗ってアルマ橋 Pont de l’Alma までやってきました。
ここにもカンヌのポスターが。

アルマ橋から徒歩ですぐ、イヴ・サンローラン美術館 Musée Yves Saint Laurent Paris へとやってきました。

2017年10月にオープンしたばかりの美術館。
それまでは約30年もの間、サンローランのオフィスとして使われていたそうです。
その外観は眩しいほど白く美しいのですが、ナポレオン時代からの歴史ある建築物。
公私ともにイヴのパートナーであったピエール・ベルジェは、この美術館オープン直前の9月に亡くなってしまいました。。

ネットで日時指定してチケット予約購入していたので、待ち時間ゼロで入館。
入場料は10ユーロですが、ネット購入だと手数料がプラス1ユーロかかります。
旅の途中なので、1ユーロ出して時間を買ったと思えば安い安い。
(最近はそこまで行列していないようです)

最初に通されるサロンで、サンローランの軌跡を振り返る動画を見ます。
この動画は特に目新しいものでなく、既視感があるのですが…
動画が終わらないと次の部屋に通されないので、静かに功績を讃えます。

ちなみにこの奥の部屋にコインロッカーがあるので、荷物が大きい場合は利用します。(使用後にコインは返却されます)


動画を見終わったら、いよいよ展示フロアへと。
展示入り口には、アンディ・ウォーホルの、サンローラン・ポートレート。
(帰りにブティックでポストカード買いました♥)

世界中を旅しているような感覚で眺めるコレクションは、美しく、楽しい。



そう、楽しいんです。
丁寧な手仕事、オートクチュールの数々は見ていると心の底からワクワク感が湧き出てくるのです。



この旅ではアントワネット・ポワソンから縁日博物館、コアントロー…と、自分の仕事に誇りを持って仕事をしている人たちを目の前で見て感激したけど、こちらでもまた然り。


そして一番楽しみにしていたアトリエを再現した部屋へ。

鉛筆を走らせる音が聞こえてきそうなくらいリアル。
ミューズであるドヌーヴ様のお写真も。


去年装飾美術館でのディオール展を見ているだけに、比較してはいけないのだろうけども
規模感は小さく、コレクションの展示数はさほど多くないように思いました。
でも、なんと5,000ものオートクチュール、プラス1,500ものアクセサリーが展示されていたそうで!


とは言えコレクションの説明をきちんと読んでも、所要時間は1時間半~2時間もあればじっくり観ることかできるのではないでしょうか。
展示は企画展によっては変わるらしいですので、随時チェックしたいしメルマガ登録しました。
次回の旅予定は未定ですが…来年か再来年には日本での展示もあるみたいなので、首を長ーくして待ちます♡

Musée Yves Saint Laurent イヴ・サンローラン美術館
https://museeyslparis.com/

5 avenue Marceau 75116 Paris
(住所は↑なんですが、入り口はRue Léonce Reynaud側にあります)
開館時間
火-日曜 11:00-18:00(金曜 21:00まで)
月曜休館


ちなみにこちらの美術館のトートバッグ、天下のサンローランなので3桁は覚悟しておりましたが…28ユーロでした。
母へのお土産に。