狩猟自然博物館にいってきました!その1 Musée de la Chasse et de la Nature

ポンピドゥーセンターからマレ地区へ歩いている途中で見つけた、
銀座一丁目「セントル・ザ・ベーカリー」のパリ支店「CARRÉ PAIN DE MIE」(カレ パンドミ)。

営業時間は10:00~19:00ということでとっくにクローズしている時間でしたが
パリでかなり人気店になっているようですね!

Carré Pain De Mie
5 Rue Rambuteau, 75004 Paris

ポンピドゥーセンターから徒歩10分かからない程度。
北マレのはずれにある、「狩猟自然博物館」へやってきました。
この日のメインイベント!


銀座の月光荘のロゴに似ている・・・

ポンピドゥーセンターよりもちょっとだけ年上、1964年に設立。
以前からなんとなーく気になってはいたものの、この博物館、「はく製」の展示が多々…

私、はく製苦手なんです。
動物園は大好きなんだけど、はく製は…
祖父が実家に置いてたんですけど、子供のころ怖くて怖くて。

でもInstagramでフォローしている方で、なんだか最近この博物館に行かれる方が多くて。
しかもこぞって高評価!

到着したこの日は水曜日。
水曜日は21時半まで開館しているというのだし、この機会に行ってみよう!

入場料は8ユーロ。
バッグ(ポンピドゥーで買ったトートバッグくらいしか入っていないけど)はVestiaire(クローク)へ。
ムッシュに「ここに置いていいよ。どうせ誰もこないから」ということで、クロークの片隅にポンと預けて、いざ、入館!

まずは特設展Gérard Garousteの展示へ。


客・わたし一人
監視員・スキンヘッドのムッシュ一人(ぶっちゃけ強面)

私「あの…写真撮っても大丈夫なんでしょうか?」
監視員「もちろん!でもフラッシュはダメだよ♡」(ウィンクつき)

…人は見かけによりません。

ルーヴルでよく見るような、古代神話や聖書から出てきたタッチの絵画でしたが(う、無教養がバレる…)72歳ご存命の方だそうで。

なんとこの展示のために描き下ろしたらしいです!

二階にのぼると…



まずイノシシが迎えてくれます。
しかし不意を食らった私は、「ひええ!」と思わず叫んでしまい、監視員のマダムに笑われる。

この博物館のおもしろいところその①は、各部屋ごとに名前が付けられているところ。
各部屋テーマ別にまったく違う展示を見ている感じ。
ディズニーランドで、アトラクションに乗るのと同じ感覚(…ちょっと違うか)。

隣の部屋に行くと、シカがいた。
こいつはビッグサイズで主張がでかかったので、さすがに声はあげなかったけど。

しかしここ、貴族のサロンではないですか。。。
ユニクロの1990円の靴で足を踏み入れるのがだいぶ憚れます。

しかしまあ、調度品の展示もセンスがよろしゅうございまして!
ほんとに貴族の邸宅に迷い込んだような錯覚に陥ります。
個人コレクターからも作品を収集しているらしいので、ほんと展示数多くてその種類も幅広い!!

でもこんな食器が食卓に並んだら、もう泣いてしまう。

そしてまたしても「ひええ!」ポイント。びっくりするわほんと!


元同僚のさきさんは鳥が苦手で、「ロゴマークが鳥だから」という理由でTwitterもできないくらいだったんですが、きっと彼女がこのフクロウの部屋を訪れたら卒倒してしまうだろうな、とふと思いました。

「はく製が苦手」とかいいつつ、なんだか私、とっても楽しんでいるぞ…

順路がいまひとつよくわからないけど、明るい光の差し込むほうへ歩いていきます。


最初のイノシシやシカの部屋と違って、明るい!

お犬様のお部屋です。

狩猟に使役する犬、「猟犬」って言葉もあるんですね。

あんまりこれはもう狩猟とは関係ないんじゃ・・・てな感じのも


あと、これあとで聞こうと思って忘れていた!
椅子にとげとげしい植物があるのは、座らないようにするため?だったのかな


この博物館の話題、とーっても写真が多いので、記事分割します。。。
つづく。

狩猟自然博物館 Musée de la Chasse et de la Nature
http://www.chassenature.org/

62 Rue des Archives, 75003 Paris

■入場料
大人8ユーロ(2018年5月23日現在)
毎週第一日曜日は入館無料

■開館時間
火曜~日曜 11時~18時(最終入館時間 17:30)
水曜日は21:30まで開館(最終入館時間 21時)
月曜・祝日 休館