Christian Dior, Couturier du Rêve クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ 前篇

今年7月から始まったディオールのメゾン創立70周年のアニバーサリーエキシビション
「Christian Dior, Couturier du Rêve」(クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ)。
来年1月7日まで、半年も続くというのだからすごい。

エキシビション開始から2か月経っても、入場するまでに一時間以上も並ぶとは想像以上だったー!
来場した人たちが「とにかくすごい!」「素晴らしい!」「行ってよかった!」
と絶賛するから、SNS拡散の効果ももちろんあるんだろうな。

ハイブランドもオートクチュールも縁遠い私ですが、
だからといってこの会期中にパリにいる以上は見逃すわけにはいきません。
なんてったって前代未聞レベルの3,000㎡もの大規模展なんですもの。
(最近あまり聞かない単位「東京ドーム」と比較してみようと思って調べてみたけど、3,000㎡ってドームのグランド部分の4分の1なのか…)

写真はフラッシュ撮影でなければOK、みんなたくさん撮ってる。
17:30で閉館準備に入るというけど、もうすでに16時近く。
行列に並んでいるときは「最悪9分45秒で駆け抜ける!」(by『はなればなれに』)
ってくらいの心づもりだったけど、いざ入ってみると1時間半でも絶対足りないムード。
まず人が多すぎてまともに歩けないので駆け抜けたらつまみ出されてしまう。
なのである程度は撮影&スルーしていかないといけません。ああもったいない。




一枚の美しい絵。。。

と思いきや、時間が経つと絵が透過して中にドレスが。

オートクチュールの展示が始まると、「はあ…」と、言葉にならないため息が会場のところどころから聞こえてくる。

カラーごとに別れた展示。

やっぱりまぶしい赤色に目が留まる。






移動中の階段ではディオールが表紙を飾ったモード誌の数々が。

宮殿を模したゾーンでは、腰のラインがキュッと絞られたフォルムが美しいドレスが並びます。





庭園をテーマにした展示は、いきなり夢の世界が広がります。
ここの領域に足を一歩踏み入れると、夢見る夢子ちゃん状態に陥った感じになってしまう。



花のように見えるステージの装飾、実は切り絵とのこと。
ディテールまでこだわるのはさすがです。


写真があまりにも多いので、後篇に続きます。。。