パリ、ただよう花 Love and Bruises

今更だけどまだアップリンクで公開中なので
ロウ・イエ監督の『パリ、ただよう花』の感想をば。

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あらすじ

北京からパリにやってきたばかりの若い教師、花(ルビ:ホア)。
なじみのない街で彼女は様々な男と体を重ね、自分の狭いアパートと大学の間、かつての恋人たちとフランスで新たに出会った人々の間を漂う。
ある日、建設工のマチューという男と出会う。
一目で恋に落ちた二人は、激しく肉体を求め合う。お互い、秘密を抱えたまま…。

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原題は「Love and Bruises」で「愛と痣(あざ)」。
だけど邦題に「ただよう」って入れたのはものすごく秀逸だと思う!
花の心には、痣のように痛みと悲しみが残るんだけれど、
そのつらさを感じずに、パリの街を「ただよう」の。
移民として、女性として、寂しさと静けさの中、満たされずにただよう花の姿はとても切ない。

日活ロマンポルノがルーツにあるそうで、確かにそういうシーンは多々あるけれど
まあそういうエロティシズムな視線でみることはできず…なんだろう…同情?
花が不憫で仕様がなかった。。。

デフォルトで不幸な表情がさまになる花役のコリーヌ・ヤンは、パリ近郊の出身。
プライベートではパリに溶け込んでるはずなんだけど、あの孤独感・悲壮感の醸し出し具合は半端ないっすね。

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作中ほぼフランス語っていうのもあるけど、
冒頭のカメラブレブレ以外は好きな作品でした。

数珠だよ~のシーンでは爆笑しかけてしまったけれども。

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