パリ・モンマルトル

フランス パリ旅行後半編の始まりです。

le jeudi 26 novembre
6e jour

モンパリナスからメトロ12号線に乗り一本。
Saint Georges (サン・ジョルジュ)駅に行きました。
これから二泊するホテルは、
Hotel la Bruyère(オテル・ラ・ブリュイエール)
35 RUE LA BRUYERE 75009

この駅の周辺は、とりわけ何があると言ったわけではない。
観光名所もないし、メトロも12号線しか走っていない。
でも、サン・ラザールやトリニテと言った賑やかな界隈、
そしてピガール駅のいかがわしい界隈からも程近く、交通至便。
下町情緒に溢れていて趣がある。
東京で例えるなら、湯島辺りか。
穴場のお店もたくさんある。

本来ならチェックイン時間は14時。
ホテルに着いたのは12時過ぎ。

「荷物だけでも預かってもらえれば…」
徐々に重たくなって来ているスーツケースを置いて、身軽になりたかった。

うわ!ロビー、狭いっ!!
3畳程しか無い、こじんまりとしたロビーに、いかにもフランス人らしいナチュラル美人の女性がいた。

「ボンジュー。チェックインできますか?」
「えーとね、OK!21号室よ。朝御飯は7時半から10時までよ。」

フランス語で話しかけたのに、フロントの人は大概英語で話しかけてきます。
でももう脳内フランス語の私は、イエスとかサンキューっていう単語が話せません。
「うい、だこー!」

二人とスーツケースでパンパンになるエレベータに乗って、3階の21号室へ。

フランス人ってひねくれてる!インテリめ!
って思うのが数字の数え方ね。
70=60+10、80=4×20、90=4×20+10…意味わかんねーよ!
そんでもって、なんで二階を三階っていうんだよ!
とかね。
まあさすがに10年以上もフランス語を習っていると、その感覚は薄れましたが。

部屋はこの旅で一番広かった。
荷物を置いて一息ついたら、昼のうちにいかがわしいピガール方面へ。

なだらかな坂をのぼって、5分程度でピガールに到着。
平日の昼間、まだフランス人率は少なく、聞いたことも無い言語が行き交う観光地。

路地の向こうには、サクレクール。

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この後、例の如くAPC surplaceに行く。
20 rue Andre del Sarte 75018
よくまあ、サンジェルマンデプレのあの高貴な場所から
TATIやKATAなど立ち並ぶ、観光客だらけの雑多な界隈に移転して来たな、と思う。

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特に欲しい服はなし…
やっぱりダメだね、H&Mの価格に慣れちゃうと。
店員のお兄ちゃんがかわいい。一番欲しい。(おいこら)

ではここからサクレクール目指してえんやこら。

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日本だと確実に10段くらいで息切れするような急な階段も、
パリならうさぎ跳びでも、二段飛ばしでも平気!
だってこの坂をのぼれば、ほら!

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あ、、停車中のバイクで隠れていますが、
スパニッシュ・アパートメントでロマン・デュリスとオドレイ・トトゥちゃんが座ってたカフェがあるよ!
息切れするにはまだ早い!まだまだあるぜ、階段は。

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パリは、ちょっと歩いただけで大好きなフランス映画のシーンに出くわすからまたドキドキするんだよねー。
こっちからのぼると、観光客やインチキミサンガ屋にも遭遇しないから、尚更自分が映画の中に入り込んだ錯覚を起こすんだよな。

妄想を巡らせながらのぼっていくと、あっというまに上の方へ。

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で、相変わらず今日もパリは曇り空。
人も少ないかな。。。

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わー、でも、雲の切れ間から照らされてるパリ!
きれいだー。ほえー。

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まりもっこりよりも、「ついでにとんちんかん」のぬけさくよりも、エロい目になってしまいました。
だってあまりに美し過ぎるベー。
最高のグラビアアイドルだぜ、パリ!

振り返ると、サクレクール。

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何度も来ているはずなのに、毎回同じように興奮できる。
この感覚は一生失いたくない。

パリ、大好き!!