パリの街を大スクリーンで観たいの!
と思いながら早2ヶ月。ようやく観てきました。
恵比寿では20日まで?ギリギリセーフだったー
HISTOIRE
ニューヨークのホテルでVIP対応係を務める30代独身のキャリアウーマン、ノラ(パーカー・ポージー)。母親のヴィヴィアン(ジーナ・ローランズ)からは結婚のことを心配されるものの、男性と付き合えば失敗ばかり。日に日に人生の不安を膨らませていくノラは、ある日、フランス人男性のジュリアン(メルヴィル・プポー)と出会う。
結婚適齢期を迎えた女性の気持ちをリアルかつロマンチックに描く等身大のラブストーリー。父にインディペンデント映画の雄ジョン・カサヴェテスを持つサラブレッド、ゾエ・カサヴェテスの長編監督デビュー作。自分を愛してくれる相手に出会えない30代の独身女性ノラを『ブレイド3』のパーカー・ポージーが繊細な魅力で演じる。都会のリアリティーとおとぎ話のようなロマンチシズムをミックスさせた展開が味わい深い。
最初ジュリアン(メルヴィル・プポー)が現れるまでは、ちょっとウトウト・・・
舞台ニューヨークだし、英語だし・・・なんだかよくあるような話かなあ、、なんて。
あ、あれか。シチュエーションで言えば去年の『パリ、恋人たちの2日間』の、男女逆バージョンね。ロメールの『夏物語 』に雰囲気が似ているのは、メルヴィル・プポーが出ているせい?
30代の働く女が、フランス人男性と恋に落ちる、っていうシチュエーションだから、『ブロークン~』の方が感情移入できるとも思ったんだけど・・・『パリ、~』は舞台パリだし、コメディに溢れてて飽きさせなかったなあ。
大体なんでノラはあんなに情緒不安定になっちゃうんだろう。観ていてイタイ。焦燥感だけであんなに自暴自棄になるの?ラムやテキーラとか飲みまくってタバコ吸いまくって男と寝て・・・めちゃくちゃだよお。感情移入できねー!
パーカー・ポージーは、すっげーかわいいときと、どう見ても40過ぎたような表情を見せるのな。
そしてパリ。あれあれ、ちょっと駆け足過ぎて・・・もっとゆっくりパリが観たいのにー!
って私、文句ばっかり何様やね~ん
だけども、、、
凱旋門、エッフェル塔、そしてそして・・・ゲンズブールの壁!!心臓のど真ん中を撃ち抜かれた感じがした。なんでー!?なんでここで私を引き込むんだよお!
ちょっと興奮して数分意識が飛びました。
バーで出合った中年男性と、ジーナ・ローランズの台詞がやけに胸に響いた、リアル30代女。
ノラの何に惹かれてそんなに一緒にいたがったのかが謎だけど、強引にメトロからノラを連れ出すジュリアンの行動にはグッときたね。ああいう強引さ、いいよねー。
でもプポー君は『ぼくを葬る 』を観すぎてしまったので、どうしても情熱的なフランス人には見えなかったんだ。。。
賛否両論あるかと思いますが、ゲン様の壁を拝めたってことで、私は「あると思います」
「ブロークン・イングリッシュ」微妙ですね…。ごめんなさい、お詫びと訂正です。「永遠の語らい」ドヌーブ様は自分役ではありませんでした{CARR_EMO_373}DVDで確認したところデルフィーヌという女社長でした。しかしデルフィーヌって…、ロシュフォールの彼女がパリに出て30数年後に社長に!?なんて楽しい想像をしてしまいました。
ガボウ様
コメントありがとうございます!
デルフィーヌとは!!素晴らしい名前。
面白い想像ですね。あのデルフィーヌが恰幅のいい女社長に!
くー。観るのが俄然楽しみになってまいりました。
さて、この映画をさっき観終えました。
BSで、CMも入った映画ですが、全く知らない映画だったので、あの壁が映ったときは、これはきっとのんさん、観てるはず・・・・と、こちらに。
感想は、のんさんと似たり寄ったり(笑)。
これはアメリカ映画ですよね。
カサヴェテスさんにさほど思い入れがない私としては、娘さんが監督というのも知りませんでした。
しかし・・・しかしですね、この男優さん誰?と慌ててネット検索♪
名前と顔に覚えがありません・・・。
出演映画の何本かは観ているのですが、記憶にございません・・・。
しかし・・・・しかしですね(笑)、何だか心揺れました~~{ドキドキ}
役柄だとは思いますが、じわじわと女を落としながら、ほかに好きな女ができてひょろひょろとそちらに行ってしまって、ノラは泣きながらニューヨークに帰りそう・・・・とまで思わせてくれたフランスオトコ{キューピット}
いや~、年増(あるいは婆さん)泣かせの顔立ちでございました{キス}
しっかり観て、この程度の感想ってのもねぇ・・・・。
みゅげ様
期待値がグーーンと上がってしまっていた分、ちょっとガッカリ…でしたかね。
なので正直、2年半以上前に見たのでゲンスブールの壁以外は殆ど記憶に残っていないです。。。
プポー君、いいですよね?!私も大好きなんですー!!
プポー君なら、是非フランソワ・オゾンの『ぼくを葬る』をご覧くださいっっ
病弱な姿がまたたまらないのです…