2024 → 2025 パリ・南仏旅日記その1

新年あけましておめでとうございます。

「奇跡の9連休」と言われた2024年から2025年の年末年始、パリと南仏へ旅行してきました。
今のお仕事のフリーアドレス制度も利用して年始はパリからリモートワーク。

今年こそはちゃんとブログ更新しようと、まずは旅行記のダイジェスト版をすぐにアップすることから始めます。(2年前の旅行から全然アップできていないのですが…)

旅行中は毎日インスタのストーリーズにて怒涛の更新をしていましたので、ハイライトから併せてご覧いただけるとうれしいです。


今年はパリ以外のフランスの街をたくさん巡って行きたいなと思い、旅程に南仏を入れました。

パリ⇄南仏の移動には、今回初めて寝台車(夜行列車)を利用しました。
移動中に眠れるのと、宿泊費を浮かせるのもありがたいポイントです。

SNCFの夜行列車 一等車の室内

一等車は一部屋4人まで眠れます。プラス料金で一部屋貸切もできるので、カップルやご家族でのご利用の際は良いですね。

それぞれの旅程は後で詳細を各記事にする予定ですが、忘れないうちに順を追って今回の旅をダイジェストで前半まで振り返ります。


12月29日:出発 まずはソウルへ

成田からLCCで韓国・ソウルの仁川空港へ。

エールフランスに乗りたい思いが強すぎて、でも年末年始は航空券の予算オーバーで悩んでいたところ、ソウル発だと東京発の半額で行けることをフランス語のクラスメイトに教えていただき、すぐさま予約したのでした。

まあでも通常の乗り継ぎ便ではないので、問題は接続のよいフライトがあるかどうかです。あまり考えずに予約してしまったので、結局仁川空港で一泊することになりました。

仁川空港は何回かトランジットで利用したことはあるものの、韓国入国として使うのは初めて。
ターミナル移動だけでも、シャトルバスで高速を使って20分近くかかるので、相当広い空港です。

ソウル夜22時頃着で、朝9時には飛行機の搭乗手続きをしたかったので、空港内にあるカプセルホテル「Darakhyu」(ダラクヒュ?ダラキュー? 読み方はよくわからなかったです)を予約しました。
いつも予約でいっぱいらしくて、ブッキングコムやエクスペディアなどのOTAでは予約できず、公式サイトで予約しました。
韓国で発行したクレカは持っていないので、予約する際の支払いが複雑でした。英語がすんなりわかる人なら難なくいけると思います。

仁川空港に着いて気づいたのですが、取ったホテルと着いたターミナルが異なったので、シャトルバスで移動しなければいけませんでした。
自分がドジ過ぎて泣けましたね…。これが韓国初心者には非常に難しくって。

私が見るところが悪いだけかも知れませんが、仁川空港は英語表記も少ないように感じました。
あとシャトルバスがバリアフリーでなかった!
4段くらいある階段を登らないといけないバスです。

これがなかなかの苦痛でした。。
そしてホテルのあるターミナルに着いたのですが、カプセルホテルの表記がないので、1時間以上空港内を探しました…

夜なので空港スタッフもほとんどいなくて、コンビニのスタッフに尋ねると「アイドンノー」。

あーもうパリが遠い(涙)

最後に聞いたコンビニのスタッフは、自分のスマホで調べてくれて、ようやくホテルの場所が判明。
空港内というかRailway station て感じですね。
慣れない土地はもう少し来る前に色々下調べしておくべきでした。反省!

いわゆるカプセルホテルというよりは、アパホテルくらいの広さはあると思います(当社比)。
私はシャワーもトイレも共同の部屋で6200ウォンでした。(7000円くらい)
隣の部屋の音も全然聞こえず、パッと見とても綺麗な部屋でした。

空港内で寝るよりは、布団に入って眠れてシャワーも浴びることができて、十分すぎるくらいでした。


12月30日:やっとパリへ!

エールフランスのオンラインチェックインがなぜか「VISAの問題」でできなかったので、空港に早めに向かいます。
エアフラの出発もホテルと別のターミナルでした。もうこれは自分がドジというか、詰めが甘すぎる問題。2025年はこういううっかりミスは無くしたいところであります。

前日の夜に乗ったばかりなので、同じターミナルシャトルバスを利用するべく、乗り込みました。が、30分かけてもなかなかターミナルにたどり着きません。
おかしいな、と思っていたのですが、特に誰も注意してこないし、そのうち着くのかな、ルートが違うのかな、と思い乗っていました。「○○工場」みたいな停留所ばかり停まるんだけども…

私以外の乗客は誰もスーツケースを持っていないことに早めに気づくべきでしたが、終点まで来て運転手さんに「ターミナル2?」と聞いても「ノーノ― change a bus」とだけ言われてバスをおろされました。

どうやら間違った方向のバスに乗ったようです。難しい…

そして僕は途方に暮れる を体現

私はいかに海外旅行に不慣れかを実感。フランス往復しかしてないので、他の国の勝手がわからない。
結局通常20分の工程を2時間近くかけてしまいました。もう笑うしかない
仁川空港とその周辺がとにかく広いこと、そしてターミナル移動のシャトルバスは方向間違ったらとんでもなく大変、ということを学びました。人生の経験値を積んだ!

さて無事に空港に着いて、ようやくエアフラのチェックインです。
オンラインチェックインができなかったけど、空港のマシンで無事にチェックインはできました。
なんで「VISAの書類不足」みたいなエラーがでてたのかは謎です。

だけど座席が勝手に中央の真ん中の席に割り振られていたので、マシンでそのまま席を変更しようと思っていたのですが、なかなかどうしてうまくいかない。
スタッフの人に聞いたら「カウンターでないと席の指定はできない」ということでした。

もう残席僅かなので、カウンターが開く時間を待っていたら良席が奪われてしまうー!と思い、オンラインで席購入。

と、韓国出国までがなかなかのサバイバル旅でしたが、無事にパリへ着きました。

窓から見えたキキララみたいな色の空

12月30日、31日と最初の2泊はパリのちょっと郊外、ヴァンブのホテルEklo Paris Expo Porte de Versaillesです。

最上階のレストランからはエッフェル塔が見れるので、ANAマイルを使って予約しました。(この時期のパリの中心部にあるホテルはやたら高くてですね…)

頭が雲に覆われていたものの、到着早々シャンパンフラッシュでお出迎えされてとても上機嫌。長旅の疲れも一気に吹き飛びました。

到着日は特に何もせずに、そのまま就寝。


12月31日:パリ旅&カウントダウン

31日は朝からフル稼働です。まずは身軽に行動するためにCITY LOCKERに荷物を預けます。
以前利用した時よりもだいぶ値段が上がっていますが、航空券&最初のパリのホテル代を浮かせた分、こういう細かいことにはお金を惜しみませんでした。

そしてノートルダム寺院に向かったのですが、まあものすごい人の数。
一旦は並んだものの、今回は長めに滞在するので入場は来年にしよう、と諦めました。

次にやってきたのはギャラリー・ラファイエット。
130周年記念のクリスマスツリーは、Glass Walkで至近距離から見るは、同じフロアのcoutume cafeから眺めたほうがきれいでした。

ヴァンドーム広場経由でチュイルリー公園のマルシェドノエルへ。観覧車は15€で2周でした。

セーヌ川沿いで藤井風さんの感動の紅白生中継を見て号泣。2024年は日産スタジアムのライブにも行けて、ますます推し活に磨きがかかった一年でした。

カフェに入ろうかと思ったけど間に合わず
ここで2回繰り返して見ました

レ・ミゼラブルのミュージカルを天井桟敷で鑑賞。ここでも号泣。

CITY LOCKERで荷物をピックアップして、オリンピックのときにもお世話になったあやのさん宅でラクレットパーティー!

私より2日早くレミゼを見ていたあやのさんから教えてもらったのですが、なんとマリウス役の演者さん、エールフランスのパイロットなんですってね。多彩過ぎる。。

最高の大みそかの晩餐をしたあと、カウントダウンへと向かいます。

果敢に挑戦しましたが、やっぱりシャンゼリゼ通りへは入れず…側道でのカウントダウンになりました。側道とはいえとんでもない人の数で、撮るのが大変でしたがなんとか。

この日はメトロに乗れず、Uberでホテルに帰って即就寝。

今年もいい一年になりますように♡


1月1日:パリ旅〜マルセイユへと

この日の夜から南仏へ移動するため、バスティーユ近くのCITY LOCKERに荷物を預け、一日の行動を開始します。

一番上の段に入れるので腰をやられないように注意

まずはGrand Palaisのスケートリンクへ。

スケートなどした記憶などほとんどないし新年早々「滑る」というのもアレなのですが、今年はいろんなことにチャレンジしていく年にしたいので、四の五の言わずにとにかく行動!

「滑る」というより「そろりそろり」(和泉元彌の真似するチョコプラ)という感じですが、新年から転ばずに済みました。
滑っていないけど転ばなかったぶん、楽しめたので、味を占めた私はまたきっとフランスのどこかでスケートに挑むことでしょう。。

グラン・パレのスケートリンク

モンテーニュ通りのディオールのクリスマスショーウィンドーを見て、

今年初のパンオレザンを決めた後

パッシー近くのパン屋さんにて

エッフェル塔のマルシェドノエルへ!…でも全然だめでした。人も多すぎて、屋台も全然そそられないものばっかりで。

そうこうしているうちに夜がやってきました。

シャンゼリゼ通りのイルミネーションを前日ちゃんと見れていなかったので、改めてやってきました。

それにしても今回のパリは本当に人が多い!久しぶりに日本人観光客もたくさんいる気がしています。

バスティーユに戻り、荷物をピックアップして夜行列車に乗るべくオーステルリッツ駅へ。

と、旅の序盤4日だけでここまで長くなってしまいました。
次回、夜行列車~南仏編へと続きます。