完全にタイトルに負けて、鑑賞してきました。
だってアクションとか、興味ないし。
水曜レディースデイ、
1,000円だし、観てもいいかー、的なー(上から目線)
多少残業してもまだ上映間に合うし、
大スクリーンでパリの景色を拝めるし、
これでいっかー、みたいなー(更に上から目線)
「96時間」の製作リュック・ベッソン&ピエール・モレル監督のコンビによるスパイ・アクション。
パリのアメリカ大使館に勤務し、人も羨む生活を送っているリース(ジョナサン・リース=マイヤーズ)だったが、彼の裏の顔はCIAの下級職員で、夢は正真正銘のエージェントになることだった。
そんなある日、CIAからリースにある事件の捜査指令が下り、ワックス(ジョン・トラボルタ)というスキンヘッドの男とコンビを組むことになる。
トラボルタ、ヅラ疑惑払拭のスキンヘッドで暴れまくりです。
ぎゃー、予想通り銃声だらけで滅入るー・・・
でもね、こういう苦手分野のアクションものは
もうギャグとして捉えると、すっごく楽しめるのな。
バズーカ砲まで登場するし。
あ、漫画漫画!これ、漫画!とな。
特殊な信教のことが主題なのに、
どうしてここまで馬鹿馬鹿しいんだろう。
脳みそ何にも使わず、ほげーっと観てればいいんだな、うん。
もろスタントマン使ってるのバレバレな、
パリのトタン屋根追走劇も出てくるのですが
・・・なんかダメ。笑ってしまった。
同じパリ屋根追走劇なら、最近(と言っても去年のフランス映画祭)の
『華麗なるアリバイ』のラストシーンの方が断然心臓バクバクした。
ヒロイン(?)のカシア・スムトゥニアク。
まったくノーマークだったけど、結構好き、この手の美人。
ナタリー・ポートマンに通じる美人。さすがリュック。
ゾーイ・デシャネルとかみたく
女性に共感される作品に出れば、もっと人気でそう。
ポーランド人らしい。へー。
ところどころフランス人に対する皮肉めいた台詞が織り交ぜられていたけど
そこにリュックなりのフランス愛を感じたのでした。
と、えらそうに言いつつ 『アデル/ファラオと復活の秘薬』には、期待してたりして。