少しお久しぶりの投稿になりました。
仕事も相変わらず忙しいのですが、ゴールデンウィークはちゃんと暦通りに休めています。
緊急事態宣言ということもあり外出は自粛していまして、この1週間の平均歩数は1,172歩と、今までに増して運動不足です。
というのもですね、このゴールデンウィーク、
フランス語に課金しすぎました。
散歩する暇もないくらいに毎日毎日オンラインレッスン申し込みすぎて、強制的に1日平均9時間勉強する結果に。
取り憑かれたかのようにあれもこれも申し込んで、宿題も予習復習も全然追いつかないという環境を作ってしまったのです。
でも、なんか最近やたら試験勉強が楽しくなってきました。
オンラインレッスンで話す時間を増やしたことで、
「語彙覚えて→実践(実際に話して使ってみる)」ということを繰り返していたら、すごく自然にその語彙が自分の中に入ってきているような気がしていて。
完全にゲーム感覚ですね。
- アイテムを買う(レッスン申し込み)
- アイテムを使いこなす(レッスン参加)
- 敵と戦う→負けるときもある(débatとか)
- 次のステージへと進む
という感じ。
↓この本のごとく、まさしくスポーツで戦っている感じなので1日の疲労はとんでもないです。

でもほんと、試験勉強が楽しい。
相変わらず模擬テストでは点数取れないんだけども、文章が去年よりも断然読めるようになったから。
あと、去年は「なんのこっちゃ」って感じだった「problématique(問題提起) と arguments(論拠)」を読み解けるようになってきたのです。
フランス語の文章の作りの代表的なものは
- イントロ
- problématique
- arguments 1
– 例1-1
– 例1-2 - arguments 2
– 例2-1
– 例2-2 - arguments 3
– 例3-1
– 例3-2 - 結論
- 他のproblématique
問題を提起して、それに答えるかたちで論拠と例を挙げ、最後に締めて、さらに他の問題提起をして話題を膨らませる、という感じ。
あー、こりゃある先生が
「日本のテレビとか広告って、なんで”美味しい〜♡”って言うだけなの?」
て馬鹿にするわけだわ。
例えば、「てんやの天丼が美味しい件」について書こうとしたときに
今までの私では
- 安い
- 美味しい
- 最高
で、もう底辺中の底辺なコメントしか書けなかったんですが、problématique と argumentsを考えて書くと
- イントロ
日本には500円以内で食事ができるレストランがたくさんある
そのうちのひとつが、てんや だ - problématique
てんやはなぜあのクオリティのplatをあのようなコストで提供できるのか? - arguments 1 ポジティブな側面(てんやのすごい点)
例1-1 ・・・ - arguments 2 ネガティブな側面(てんやの悪い点)
– 例2-1・・・ - arguments 3 ニュートラルな側面(てんやの可能性)
– 例3-1・・・ - 結論
というわけでやっぱりてんやはすごいし、これからも人々を魅了し続けるだろう。 - 他のproblématique
てんやが将来的に世界規模の企業になるためには?
という感じで、ガラケーから一気に5Gスマホに機種変したようなパワーを帯びるのです。フランス人ってやっぱりすごい。
こういうのを中高生から訓練してきた人種だから、なにかにつけて論拠がないとダメなんだよなー。
「フランスが好き」→「なにがどうしてどのように好きなのか」→「理由なんてない、ただ好きなんだよ」→「いや理由あるだろ」
この戦いに勝つためにはまだまだ訓練が足りないのだけれども、少しでも刃向えるように、日々精進します…