ニース マティス美術館 Musée Matisse

つづいての美術館ハシゴは、マティス美術館。

シャガール美術館から登山レベルの急な坂をのぼり辿り着きました。

途中は住宅街しかなく、途中休憩しようにもカフェもなく、お水を買うお店も一切ありません。かなりハードな12月だというのにコートを捨てたくなるくらいに暑く感じました。
(素直にバスに乗るのが正解だと思いますが、高級住宅街を眺めるのはそれはそれで楽しかった)

ローマ時代の遺跡、円形闘技場「Arènes de Cimiez」がすぐ隣にあります。

この美術館は、マティスが晩年を過ごした場所。

なんか「晩年を過ごした場所」をその人の美術館にするのって、あるあるなのかなーと思って「晩年を過ごした場所 美術館」でググったら、117万件もヒットした!
昨年行ったクロ・リュセ城はダヴィンチが晩年を過ごした場所だし

モネやピカソやルノワールなんかも晩年を過ごした場所に美術館が建てられていますね。

マティスの美術館は、このニースと、生まれ故郷のル・カトー・カンブレジにもあります。

2019年はマティス生誕150周年!!

だったのですが、もう2019年も終わるころだったからか、特に何もなく…(笑)

作品数は300点以上あるそうなのですが、シャガール美術館を観てしまったあとだったからかそんなに作品数が多いとは思えませんでした。

建築としてはとっても素敵なんだけど、展示の構成はシャガールのほうがずっと素晴らしかったです。(個人的感想)

このときの特集はciné matisse
カタログの表紙にドヌーヴ様がいたので、重かったけど買っちゃいました。

Femme à la fenêtre は、シェルブールの雨傘から


ちなみにマティスが手掛けた「ロザリオ礼拝堂」は、ニース近郊の街ヴァンスにあります。

ちょっと遠いので今回の旅では行けませんでしたが、次回南仏旅ではこちらも訪問したいです!!

(なかなか香ばしい香りがするホームページ➡ http://chapellematisse.fr/ )