VIVA LEONARDO DA VINCI ! サントル・ヴァル・ド・ロワール地方 ルネサンス500年祭キックオフイベント@フランス大使公邸

2019年はサントル・ヴァル・ド・ロワール地方のルネサンス文化の始まりの象徴であるできごと
・レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年
・シャンボール城の築城開始から500年
・カトリーヌ・ド・メディシス生誕500年
という節目の年!

来年は
「Viva Leonardo da Vinci !サントル・ヴァル・ド・ロワール地方ルネサンス500年祭」
として、サントル・ヴァル・ド・ロワール地方の全域で約700のイベントが繰り広げられられるのです。

ルネサンス500年祭をフランス国外でPRするため、9月からサントル・ヴァル・ド・ロワール地方の関係者が11ヶ国17カ所を巡る「ダヴィンチ・ツアー」を展開中。
今日は駐日フランス大使公邸でキックオフイベントが開催されました!

私は16、7年ほど前にトゥールという街にプチ留学して、もちろんダヴィンチが眠るアンボワーズ城にも行ったのですが、フランス語初級レベルでは到底理解できないことばかりで、ダヴィンチについて語れる知識はめちゃくちゃ浅いんです。

あの時代にこんな便利な見学ツールがあったならば…!

こちらは来年の2月1日からロワール流域の城館で使われる次世代見学ツール「Histopad ヒストパッド」。
VR(仮想現実)で宮廷での日常生活の再現の数々が見学内容に加わります。

オーディオガイドの代わりに利用できるのですが、やっぱり音だけの解説よりも目で見た方が理解しやすい。
王城の入場料に含まれるそうです。こりゃすごい。

ルネサンスを巡る「レオナルド・ダ・ヴィンチ」「カトリーヌ・ド・メディシス」「庭園」の3つのテーマと名所を、アンボワーズ城、クロ・リュセ城、ショモン・シュル・ロワール城、シュノンソー城、リヴォ城の城館ご担当者よりご紹介。

アンボワーズ城では来年5月2日から9月2日まで展覧会「1519年、レオナルド・ダ・ヴィンチ死去と神話の形成」が開催されるそうです。
予言者のノストラダムスはもとはメディシスの調剤師だった、とか初めて聞く情報もたくさんで非常に勉強になりました…!

「20年前に家族で一目惚れして買いました」というリヴォ城は15世紀の建物。
リノベーションに15年かけたのだとか。
一般公開は最近のことなので、日本ではまだそこまで知られていないのですが…個人的にこのリヴォ城が一番気になりました。あたたかくなったら訪問してみたいな。

大使公邸内にマルシェドノエル的な屋台が。
ルネサンス時代の食事をいただくことができました。

Vin d’Hypocras という、中世のエピスたっぷりのワイン。
味はヴァンショー(そりゃそうだ)。はちみつがたっぷりで、デセールといただくと美味しい!!

まだ年末の旅行計画もちゃんと立てていないけれど、来年はロワールのお城巡りを旅に盛り込みたいな♡