ヴェルサイユ宮殿、一般非公開のプライベートルーム見学☆

フランス女子会ヴェルサイユ宮殿にやってきました!
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生憎の空模様でしたが、相変わらず煌々としたゴージャスなゴールドの門構え。
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現在工事中の部分もありましたが、なんとそのスポンサーはDior!
モデルたちが纏っている貴族のようなドレスもディオールのもの。
さすがディオール。工事中の壁さえもじっくり眺めたくなる美しさ。
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ヴェルサイユ観光局のガイド、マルティーヌさん。
彼女はヴェルサイユの観光案内が許可されている、数少ない特別なお方なのです。
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「宮殿は、当時のものを再現する努力をし、常時少しずつ手直しをしています。
なので当時花瓶に生けていた花以外は、本当に当時のままなんですよ」とマルティーヌさん。
今回は特別に、一般公開されていない国王のプライベートルームを見学できることに。
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国王は、寝起きを監視されるオフィシャルな寝室が別にあったのだけど
そこで寝ない時は、このプライベートルームだったり、王妃や愛人(!)のベッドで寝ていたのだそう。
ヴェルサイユはとっても寒いので、宮殿の中でも比較的暖かい場所に位置しています。
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こちらは国王が出てくるまでの待合室、或いは食事の後の遊び場。
天井は18世紀フランスでの典型的な造りで、最も美しい造りとされているそう。
特徴的な床やカーテンも、当時のままに再現。
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装飾をここまでまじまじと見たことはなかったので、
将来自分の家に取り入れたいパーツを見つけてはシャッターを押していました…
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18世紀に15年かけて作られたと言う大時計。
秒針もあって、日付は9999年まできちんと表示されるように作られているのだとか。
(4桁しか数字がないので、5桁以上はムリとのこと)
上部はクリスタルの地球儀。月の満ち欠けまで表示されるんですって。
驚くことに、この時計に使われている歯車は30個のみ。
PCなど存在しない、18世紀製ですよ!
これがフランス時間を表示する、オフィシャルな時計なんです。
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ルイ14世の頃、招待客には美術館や博物館のように国王のコレクションを見せていたので
ルーヴル美術館に収容されるまでは、あのモナリザもここにあったんですって。
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一方でルイ15世は美術には興味がなかったようで…
なので自分のプライベート空間を保つために、ルイ14世のコレクションを全部ルーヴルに移動させたのだとか。。。
ルイ15世の娘さんは音楽が好きだったので、壁の装飾にはバイオリンが。
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こちらはルイ16世の頃のお部屋。本棚は隠し扉になっている…のかな。
地学に造詣が深かったので、部屋には大きな地球儀も。
センターにある丸テーブルは、アカシアの大木(一枚板だそうで!)を用いて作られたもの。
テーブルを大きくしたのは、大きな地図を広げられるから。
国王それぞれ、贅沢に趣味を活かせる造りにしてるんですねー。
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シルクに絵を描いたカーテン。タッセルがかわいい。
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こちらは食堂。椅子の背が違うのは、男性と女性の席の違い。
ルイ14世の頃はまだ「食堂」という概念がなくて、
「国王が食事をする場所にテーブルを持って行く」方式だったのだそう。
テーブルの周りには、ルイ16世がゴリ推しして広めて行ったと言うセーヴル焼きのコレクションも。
当時は赤ワインを冷やして飲んでいたそうで(「本当に恥ずべきことよ!」とマルティーヌさん)、
赤ワインを冷やす陶器もありました。
ボルドーワインはイギリスに輸出されていたので、当時の貴族はブルゴーニュワインばかり飲んでいたのだとか。
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ビリヤードやカードゲームなど、貴族の遊び場も。
この部屋は光に当たると変色しやすい金をとにかくふんだんに使っているので、カーテンは締め切り、照明をかなり落としていました。
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つづく…
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ヴェルサイユ宮殿 Château de Versailles
http://jp.chateauversailles.fr/(日本語)