貴婦人と一角獣展

だいぶ前にフランス観光開発機構さまからいただいた国立新美術館で開催中の貴婦人と一角獣展のチケット。

期間終了までまだあるけど、この日を逃したらもう週末行けないかも!!
というわけで、行ってきましたー。

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「中世ヨーロッパ美術の最高傑作」と言われる『貴婦人と一角獣』。
6点すべてを展示。

ということは、だ。
今、パリのクリュニー中世美術館の二階はどうなってるんでしょう、ね。
モネのないオランジュリー状態?

今回の展示はこの6点がメイン…いや、「すべて」と言っていいほど。
他の展示もありますが、ほとんどこの作品に帰属していて。
(作品に描かれていた「犬」「ウサギ」「鳥」「花」…それを拡大(?)コピーして説明をするという、なんともすごいスペースもあり)

なので展示スペースの広さもハンパじゃないです。
作品の厳かさに圧倒されつつ、「この美術館、こんなに広かったのね」と驚き。
一通り関連展示を見たところで「もう一度見たい方はこちらから」と、退場しない限りは何度も見ることができます。

週末なので作品横にある解説を読むのも一苦労なくらい混雑していましたが、
それでも人の多さなどまっっっったく気にならないほど、神秘さが広がるその空間はなんだか異様でした。

貴婦人と一角獣展 The Lady and the Unicorn
http://www.lady-unicorn.jp/

■新国立劇場での開催は2013年7月15日(月・祝)まで
■大阪・国立国際美術館での開催は
2013年7月27日(土)~10月20日(日)

貴婦人と一角獣 (白水Uブックス181)

芸術新潮 2013年 05月号 [雑誌]

帰り際、黒川紀章建築のこの建物を見ていたら
二週間前、直にこの目で見た若尾文子さんの面白さをふと思い出し
一人でニヤニヤしてしまいまして、一緒にいったN子に気持ち悪がられましたとさ。

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「視覚 La vue」の貴婦人の顔が他と比較して異常に老けてて怖くて、やっぱりほうれい線っていやだわー、
なんて芸術の「げ」の字も品位の欠片もない感想を述べ、刺繍大好き乙女なN子に、もう完全にディスられそうです。