フランス語で『ハートブレイカー』(L’arnacoeur)を学ぶ その2

日仏学院で映画を見ながらフランス語を学ぶ、の巻。
今学期は『ハートブレイカー』。

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ヴァネッサ、破局騒動をきっぱり否定。
いやーよかったよかった。
これで安心してお勉強出来るよ。

ではまた箇条書きですが…

・ヴァネッサ演じるジュリエット、専門は「L’œnologie」(ワイン醸造学)。

・ジュリエットとすれ違っただけのアレックス。
今回の任務を命じられるFrançoisに出会うと、ちょっと大げさに(自分は一目見ただけで女の特徴がわかるんだぜーとドヤ顔で)ジュリエットの特徴を話します。
「…elle est sportive, mais pour se donner bonne conscience」
se donner bonne conscience = éviter la culpabilité
辞書で引くと、「自分を正当化する」とか「やましさを誤摩化す」とか。

・早速帰ってジュリエットの情報収集。ジュリエットとジョナサンは欠点がない理想的なカップル…
Rien que ça? = マジでー? 的な。
Pour te dire = Par example
balance-moi ses défauts = dit-moi ses défauts
Je t’ai demandé ses tares = Je t’ai demandé ses défauts

・腹減ったマーク(アレックスの義兄)
Je crève de faim! = j’ai trop faim!

・これ何度覚えても自然に使えない
「ça n’a rien à voir」
自然に出てくるのは「c’est complètement diffelent」だな、やっぱり。

・「Et vas-y que A , B」は
「Aしたり、Bしたりー」みたいな時に使うカジュアル表現

・アレックスとマークの会話
アレックス: On est des artistes.
マーク:C’est vrai qu’on demende pas à Mozart de faire un opéra avec un accordéon, hein!
なんてことない会話かと思いきや
artiste → grands moyens
Mozart → grand orchestre
ってことで、「pas petits moyens」って言いたいらしいです。
つまりは「やり方は山ほどあるさ」的な。
ひょえー

・借金もあるし、仕方なくこのミッションを引き受けるアレックス。
ミッションのお代金として、フランソワに5万ユーロを要求します。
フランソワ: Tu es gourmand !
直訳すると「食いしん坊だねー」ですが。ここでは「Tu es gourmet」は使えません。
なぜならgourmetは質、gourmandは量。
Tu es gourmand  = Tu demandes trop
ってことですって。

・アレックスはボディガードに扮してジュリエットに近づきます。
ボディガード = garde du corps(そのまんま)
ジュリエットの隣室に部屋を借りるアレックス。
アレックスの挨拶もろくに聞かず、ジュリエットはドアを閉めます。
この表現が
Elle lui ferme la porte au nez
「au nez」が出てこなかったなー

では今日のおさらいはここまでー

誰得ノリコ近況
(気まぐれ更新)

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