ゴダールからフランス語を学ぶ。その2

2回目の授業も引き続きゴダール『勝手にしやがれ』(à bout de souffle)からフランス語を学びます。

1回目はこちら

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んがっ!!寝坊して1時間遅刻…
お酒が抜け切れていないままの登校で、劣等生っぷりも甚だしい。
ミシェルが犯人として新聞に載った辺りからの参戦です。

ミシェルはトルマチョフに貸した金を取り戻しに。

ミシェル:Il vaut mieux rouiller que dérouiller!
(dérouiller=reçevoir 受け取る)
トルマチョフ:C’est là. Vous avez l’enveloppe que je vous ai donnée?
ミシェル:Le con! Pourquoi il l’a barrée!

受け取った封筒には小切手(銀行で換金する必要がある=容疑者ミシェルにはただの紙切れ)。すぐに現金が必要なミシェルはキレ気味で外にでる。
すぐに刑事がミシェルを追ってトルマチョフに会いにくるも、すれ違い。

刑事:Vous connaissez un certain Michel Poiccard?
秘書:Non.
刑事:Il se fait appler aussi Laszlo Kovacs.

この「Laszlo Kovacs」という名前は、シャブロル『二重の鍵』でベルモンドが演じた役名。(気付かなかったーーー!!)

ここでミシェルが立ち止まる映画館で上映している作品はマーク・ロブソンの『殴られる男(The Harder They Fall)』。ハンフリー・ボガート主演。
また唇を親指でなぞる仕草をするミシェル。

パトリシアとランデヴーの約束をしているも現金が無いミシェルは、トイレで男を襲って金を奪う。(この襲い方、ちゃっちい)
ミシェルを待っている間の、パトリシアが横断歩道をぴょんぴょん歩く姿はトリュフォーの作品をパクッてるらしいです。

ざくっとシーンをかっ飛ばしてパトリシアのお家へ。
パトリシアのベッドに寝転ぶミシェルの横にはnounours(ぬいぐるみ)が。
これ、『陽は昇る(Le Jour se lève)』のジャン・ギャバンを意識してるんですって。

…あれ、ノリコさん、メモしてる部分がここまでしかないぞ!
ゴダールが出てくるシーンも何メモしてんのかわかんなかったし(ミミズ字)、
授業の後半はなんかフレーズを囲ってるだけの酷い状況に(記憶もない)。

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あかんがなー
お酒はほどほどに…

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では今日のおさらいはここまでー
次回はちょっとだけ『勝手にしやがれ』の続きと、BB主演の『軽蔑』です!

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