『台北の朝、僕は恋をする』を観に行きました。
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台北に暮らすカイ(ジャック・ヤオ)は、大好きな恋人がパリに留学してしまい、本屋にフランス語の本を読みに通うという寂しい日々を過ごしていた。
恋人を想い、パリに電話をかけても、彼女はいつも出てくれない。
一方、可愛くもどこか孤独な面影を持つ本屋で働く女の子、スージー(アンバー・クォ)は毎日やってくるカイが気になって仕方ない。
どうしてもパリに行きたいカイは仕方なく地元のボスからお金を借りることにし、その条件として謎の小包を運ぶ怪しげな仕事を受けることになった。
しかしそれは、カイと偶然巻き込まれたスージーのコミカルでロマンティックな一夜の始まりだった――
主人公の恋人の留学先がパリだから、ってだけで観たんじゃあ、ござーませんことよ。
ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮ってんだもの。
監督のアーヴィン・チェンは『ヤンヤン』エドワード・ヤンを師事したってんだもの。
ジャック・ヤオのフランス語はちょっと頑張ったけど中国語にしか聞こえず。
(まあ私のフランス語もフランス人が聞いたらああいう風に聞こえるんだろうな…)
やくざも刑事も揃いも揃って間抜けすぎる。
夜の追走劇もなんだか緊迫感なし。
カイの友達・カオ、口開きっぱなしだし。
なんだこの愛すべきキャラで固められた設定。
むず痒いくらいこっ恥ずかしい台詞のオンパレード。
でも台北を弾丸トラベルしているようなハイセンス映像&軽快音楽がとても心地よく
ラストダンスもゆるゆるで和むー。
アンバー・クォの宮崎あおいちゃん級のかわいさが持ってくなー、これ。
同性でも、主役の女の子に萌えすぎてしまって内容が後からついてくるような。
去年フジの深夜にやってたローソンドラマ「東京リトルラブ」も
主役の夏宇童(シャー・ユートン)のかわいさに惹かれて何気にかなり観ちゃってたんだけど
そんときと同じような感覚。
癒し効果抜群。と同時に餃子が無性に食べたくなりました。
にしても新宿武蔵野館っていつも凝ってますよね、こういうの。
なんか皆さん写真撮られてたので、つられてパチリ。
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映画「台北の朝、僕は恋をする」思わせぶりなタイトルだけどユルユルな感じ
「台北の朝、僕は恋をする 」★★★☆
ジャック・ヤオ、アンバー・クォ、ジョセフ・チャン、
クー・ユールン、カオ・リンフェン出演
アーヴィン・チェン監督、
85分、2011年3月12日公開
2010,台湾、アメリカ,アミューズソフト、ショウゲート
(原作:原題:一頁台北)
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「この映画ラストに重要な舞台のひとつである
書店で主演の二人とそこにいるお客全員が
ゆるゆるとしたダンスを踊るわけだけど
まさにその意味のないゆるゆる感が
この映画そのものって感じだった。
ちょっと気分が良くて体を揺すってみたい、
そんな映画」
台北の下町に暮らすカイ(ジャック・ヤオ)は、
パリに留学する恋人を見送るが、
彼女はあまり連絡をくれなくて、
それなら自分も行こうと
とりあえずお金は無いので
書店でフランス語の本を読む毎日。
そこで働くスージー(アンバー・クォ)は、
そんな彼が気になって仕方がない。
なにかと話しかけるが
彼の反応は鈍く
そんな毎日が続くが
ある夜、いろんなことが一変する。
台北というと台北101がそびえる
大都会をすぐに思い浮かべるが
この映画はそんなノッポビルを遠くに眺め、
小さな商店が並ぶ庶民の町を舞台に
入り組んだ道路を
彼らは歩いたり、屋台で何か買って食べたり、
果てには悪いヤツラに追いかけられたりする。
カメラで主人公達を追いかけてる
その向こうに見える小さな雑貨店は
一瞬で画面から消えるけれど
その店が何の店か気になったり、
食堂の器に盛られた食べ物が
ホント美味しそうに画面を横切るわけで
地元の生活が垣間見えるのも楽しい。
主人公のカイは恋人を追って
パリまで行きたいと強く願う気持ちはありながらも
行動力があるタイプじゃなく、
書店員のスージーが好意を寄せる態度も
全く気付かないような
まさに草食系男子、
やりたいことを求めてパリへ行くような女の子とは
合わないだろうなぁと。
強烈に何かを伝えるような映画じゃなく
観終わって強く印象に残る「何か」なんて
全く無いけれど
悪くなかったな、この映像体験、
そんな映画だった。
だって自分たちの毎日もこんなものでしょう。
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