アパルトマンで即席パリジェンヌ

18 février 2010 パリ旅行1日目

短期賃貸アパルトマンに着き、ご担当者様に
ゴミの捨て方、鍵の開け方、部屋の設備の利用法など教わる。

ここのシャンブル(お部屋)は、とにかく狭い。
でも格安。ユースホステルほどではないけれども
ホテルよりは格段安い。
大家さんが開いたスペースに無理矢理トイレやらシャワーやら装備したから
長期的に住むには若干息苦しいけれども、
一週間の弾丸トラベラーにしたら安いに越したことはない。

毎日荷物をまとめなくてすむし、いちいち鍵をフロントに預けるなどの手間もない。
かつ自炊も出来る。
私のようなマイペースな女にはもってこいだ。

立地はソルボンヌ大学近くのカルチエ・ラタンと呼ばれる地区。
夜中にちょっと悪ぶった学生が騒ぐけれども、
右岸(特にモンマルトル)、モンパルナス近くに比べれば治安も悪くはない。

部屋の様子は、こんな感じ。
一泊45ユーロ。
ユースホステルの倍の値段はするけれども、
即席パリジェンヌ気分を味わうのだから、それくらい払っても価値はあると思う。

部屋の様子。

思ったよりも狭いけれども、スーツケースを広げるだけのスペースは十分にある。

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屋根裏の、9平米しかない部屋ながら、どうにか寝るスペースとその他居住スペースに仕切りはできる。

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窓からはギリギリノートルダム寺院と、遠目でサクレクールが見渡せる。
雨粒が残っていながらも、その絶景に胸キュン。

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玄関ドアの横にすぐ台所スペース(兼洗面所)がある。
まあ、そこまでがっつり料理もしないし、
後方には電子レンジもあるし、本当に十分すぎるほど。

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で、その台所のすぐ横にシャワー&トイレが。

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多分、ダメな人にはとことんダメなんだと思う。
この造り。
でも元バックパッカー、何も怖いことはない。

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ドアの古めかしさ、ほんのり入る隙間風も、なんだかパリっぽくて
一気にこのシャンブルが気に入った。

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この物件は7階。頂上階にあります。
だけどもエレベーターは4階どまり。
毎朝晩、3階分階段を昇降します。

でもね・・・

私、螺旋階段がだーーーーーーーい好きなの。
だから毎回一段一段、キュン!キュン!て、
胸を締め付けられながら昇り降りするのがたまらなくって。

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部屋自体はすっごく狭いけど、
他の住居スペースはセレブな人が住んでいるとのこと。

そういえばちらほらピアノの(しかもグランドピアノっぽい)音が聴こえてくるんだ。

ああ、やばい、また恋してしまっている、パリに。

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荷物を降ろして身軽になった体で、再びパリの外へ。

さすがに長時間の旅で体は疲れているだろうと思い、
近くのスーパーを探し、近くを散歩するだけで済まそう。

パリにはこの先何度も何度も来る。
だから無理はしたくないのです。