寝ぼけ眼で慌てて降車したため、TGV内のトイレに行けず。
駅構内のトイレを探すも、見当たらず…
どうして？
標識にはあるのに！！
どこにあるのー、トイレ、トイレー！！
ボルドーに到着するなり、腸内がねぶた祭り並みの大騒ぎです。
駅員と思われる人に
「すみません、トイレどこですか？」と尋ねるも、
「あの標識通りのところだよ」
だーかーらー、探してもないんだっちゅーに。
やべーよ、異国の地でこのままじゃおもらししてしまうよ。
30過ぎてフランスでおもらし？
ありえねえっす！！
駅を出て、すぐ目の前にある萎びたカフェに入る。
のん：「赤ワイン一杯ください！そしてトイレはどこですか？」
店員：「あ、トイレは奥にあるよ」
のん：「ありがと！！！」
はふーーーー
間に合ったーーーーー
大惨事は免れた。
しかしいくらボルドーだからって、いくら頭がパニくっていたからって、
朝っぱらから赤ワインっちゅーのはどうだったんだろう。
周りのおっちゃんたちでさえエスプレッソなのに。
とりあえず落ち着こう。
あ、、、
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これ、うめーーーーー！！！
結構大きめのグラスに並々と注がれた赤ワインを
ボルドーの燦々と輝く朝日の下で飲む。
なんて贅沢な。
うまかった！
ごちそーさまでした。おいくら万円？
「1.9ユーロ」
え？
「すみません、もう一回いいっすか？」
「1ユーロ90セント」
えええええええええ
260円くらい？
やっすーーーーーーーい！！！
やべえ、勢いでもう一杯頼みそうになっちまった。
一旦駅に戻り、さっきパニクってて買えなかったカヌレをば。
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買ったところで気付いた。
あ、トイレ、あるじゃん。
ホームの中に、ありました、トイレ。
錯乱状態では、何も見えなくなるのですね。
尿意は盲目。
さ、ボルドー名物のカヌレを食しますかねー。
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うひゃー
黄金に輝いてますよ、このカヌレ！！！
もう見た目だけで美味いってわかるよ。
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すごいの、バニラビーンズの量が。
出来立てでもないはずなのに、すっごくいいにおいがするの。
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う
う
うまーーーーーーーーーーーーーーーい！！！
2.3ユーロだったかな？
ワインより高いけど、その価値は十二分にあるカヌレざました。
ごちそーさまでしたー。
さ、ボルドーの市街にでますかねー。