Mont Saint Michel2

パリ旅行3日目。
パリから遠く離れ、モンサンミッシェルに近づいて参りました。

12時ぴったりにレストランへ着きました。フランス人には珍しい時間厳守な行動にビックリ。

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「あーん、ちょっと待ってね、二人多いの、変ね、そーすると、今からお名前聞くからね、そーすると、私に着いてみなさんお昼食べますね、そーすると、食べ終わったらすぐモンサンミッシェルね」

そうそう。このバスには休憩所(とあるサービスエリア)から不法バスツアー参加者が乗り込んでいる訳で。いい度胸だ。と言うか、その休憩所まではどういう交通手段で来たのだろうか。

レストランを目の前にお預け状態で点呼が行われる。
「お名前は?あーん?」

結局その不届きものを見つけたのか見つけられなかったのかは不明ですが
「さあ、みなさん、私についてきてください」
え?どうなったわけ?まあいいわ。ご飯、ご飯。

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もう少し晴れていれば絶景ポイントだねー。
あと、このレストラン、窓ガラスを磨いていないせいかレストランの席から見えるモンサンミッシェルまでに虫の死骸が障害に。まあこんなフランス人の適当な気質が好きなのですがね。

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10人ずつ、5個の丸テーブルに相席。へー、このツアー、50人くらい参加してたのね。一番前の席で景色しか見てなかったので初めて参加者の多さに気がついた。

プーラールおばさんのシードル。水を飲むかのように4杯ほど飲んでしまった。ああ酒豪。悪いクセだ。反省です。

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隣に座った日本人女子はめちゃくちゃかわいく、一杯だけしか飲んでいなかったように思う。遠足前だものね。
普通はそれくらいで抑えておかねばならぬ。

前菜は、モンサンミッシェル名物のオムレツ。あまり美味しくないという噂があったんだけど、、、うーん、どうでしょう(長嶋さん風)。私の舌は大概のものを美味しく感じるので、噂程不味くは感じませんでしたがね。

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mon mariの感想は「泡だね」でした。

「泡」!なんていい響き。
日々の泡、うたかたの日々、ボリス・ヴィアン!と連想ゲームが頭の中で働き、一気に美味く感じることができたのであります。


フランスで食べるとき、多くの場合塩の瓶を横に置いておくのです。なぜなら薄味の料理が多いから。そんなにいいレストランで食べたことがないからかもしれませんけどね。

で、オムレツも途中で飽きてきて塩を欲したのですが、テーブルで一番遠くに座っていたスペイン系のカップルが塩の瓶を独占。あー、英語で「塩をとっていただけませんか」って出てこねえ!英語も勉強しなきゃと強く思うのであります。

メインのプレートはサーモンのクリームソースがけに、よくわからないタイ米。鮭の皮が美味しかった。

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スペイン人が「ハッポン(日本)が○×△◆※★☆…」って眉間に皺寄せながら不味そうにちょっと食べただけで残していた。恐らく「日本人が多いから米なんて出てくるんだぜー、食えたもんじゃないぜ!」と言っているのではと予測。妄想族の私の予想なんで、まあ違うんでしょうけどね。

デザートはブラマンジェでした。これが一番美味しかった。

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食べ終わったと同時にみんなモンサンミッシェル撮影会に。私たち夫婦もえんやこら。

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特に集合時間も言われてないし、点呼もとっておりませんが、バスに乗り込んだ次の瞬間には出発しました。

「今から2キロ程走ったらモンサンミッシェルね、あーん?」

そんなことより不法参加者は?まあいいか。

私、日本で5本の指に入る自信があるほどの雨女。なんだか雲行きも怪しくなってきました。

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つづく。