トリコロル・パリ『とってもナチュラル ふだんのひとことフランス語』で、フラ活!

今日発売のトリコロル・パリさんの新刊『とってもナチュラル ふだんのひとことフランス語』が届きました。

どこかフランスのガリマール出版を思わせるシンプルな表紙からもうたまらない


DELF/DALFや仏検で勉強するフレーズって、もちろん正しいフレーズなんだろうけども…
テスト勉強で身につけるイディオムって

「フランスに行きたい!」

ていうような文章を

「拙者は仏蘭西にはせ参じたゐでござる」

みたいに不自然な感じでフランス人に変換して聞こえてるんじゃないかなあ、と時々不安になってくる。

「正しく話そう」っていう、日本人らしい悪い癖がもろに出ちゃうんですよね。。

もっと自然にフランス語話したいなあーと思っている矢先の、うれしい一冊。

まずパッと見て好感持てたのが「カタカナ表記」。
「r」の発音ってカタカナでは表しづらい。(特に語尾につく場合)

だから変にカタカナにするんじゃなくって、語尾の「r」は「r」のままなのがめちゃくちゃいい!って思いました。
例えば、「Au revoir」のカタカナ表記が「オルヴォワール」でなく「オるヴォワーr」ってなってるの。
英語のアクサンが強い人とか、こういう表記から入ればもっと自然にフラ語発音に慣れるんじゃないかなあー。

なんでもかんでも「やばい」で貫きとおそうとするくらいに日本語でも語彙力が足りてない私。
絶妙な言い回し強弱の一覧があるのもありがたい。
こういうヒエラルキーってほんとは暗記じゃなくて実践で覚えていくようなもんなんだけど、なかなか、ね。

BahとかEhとかの「つなぎ言葉」とか、「Quand même」の言い回しとか…
普段教科書では習わないようなことのオンパレードで楽しい。

試験勉強でストレスに感じてたフランス語学習も、これなら短いフレーズばかりだからかんたんに覚えられるし、なによりも”こなれた”フランス語って感じがいい!

考えるよりも先にフレーズが自然に出てくるようになれば
「拙者はまことに愉快でござる!」
て感じから卒業できるかな?笑

しばらくは、脳内でフランス生活を妄想しながらこれで音読の練習をすることにします。


先日DALFの試験を終え、今年の試験は全部終了。
勉強不足は悔やまれるけど、試験って勉強意欲を掻き立たせてくれるいい機会になるから、来年も頑張ります!
(結果出てないけど確実にダメだったのでもうあきらめモード)