先週甲子園に行ったときに、新幹線でWOWOWオンデマンドで見た作品。
iPhone6にしてよかったーって思うのは画面が大きくなって映画が見やすくなったことですねえ。
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日本未公開だけど今月DVDで発売されたようです。
ヴァンサン・ランドンが博士、その妻役でキアラ・マストロヤンニ!
神経科医ジャン=マルタン・シャルコーは19世紀フランスに実在した人物。
オーギュスティーヌは痙攣を起こして半身不随になるヒステリー患者。
医師と患者の関係を超えた恋愛を描く…とあらすじでは肉体関係の描写を中心にしてるけれど
興味深かったのは当時の患者の扱い方。
「この人の手にかかれば治る」と患者は絶えないのですが、
学者や医者が集まった講堂で、催眠術をかけてオーギュスティーヌに痙攣を起こさせ…
患者をまるで見世物のように扱うという、患者と言うよりは「実験対象物」のような。
実際はどこまでがフィクションだったのかわからないけど
実は監督が訴えたかったのは恋愛感情とかそういうのじゃないんじゃないかなー、と。
当時の非人道的な治療方法を皮肉に、そしてそんな中にもあるシャルコーの人間らしい一面を描きたかったんじゃないかなー。
と言ってもヘッドホンから音が漏れると危険なシーンも多々あるので電車で見るときには注意…
Stéphanie Sokolinski(ステファニー・ソコリンスキー)は「Soko」の名前で活動するシンガーソングライター。
レア・セドゥの隠れたデビュー作「Mes copines」で主役だった子ですね。
謎めいた雰囲気とかわいい声に最近ちょっとハマりつつあります…