ホドロフスキー『リアリティのダンス』

遅ればせながらアレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』を見てきました。

3093/14693″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

原作はこちら。

「カルトムービーの鬼才」と言われる
ホドロフスキーの自伝です。

リアリティのダンス

チリで育った自身の少年時代をモチーフにした幻想的なドラマ。
1920年代、軍事政権下にあったチリの少年が、
父親からの抑圧や学校でのいじめに遭いながらも家族と共に生きる日々を映し出す。

――と、あらすじにあるのですが、
やっぱりホドロフスキーはホドロフスキーでした(笑)

学校でのいじめは「ピノキオ」と呼ばれて、海岸で戯れてたことくらいしか描かれておらず…
息子に男らしさを強要する威厳ある父親のはずが…どこかおかしい。
そんな狂気的な父親・ハイメを演じていたのは、ホドロフスキーの実の息子。

3093/14694″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

ハイメを演じたブロンティス以外にも、
妙な行者を演じたクリストバルも
イバニェス暗殺を試みるアナーキストを演じたアダンも
みんなホドロフスキーの息子。
実の息子たちに演じさせるとは…
アレハンドロ自身もハイメと似た部分があるのかもしれません、、、

サイトとかでは「オペラ歌手の母親」としか紹介されてないのですが、
何よりも彼女の存在がすごかった…
惜しげもなく脱ぎまくる巨乳母ちゃん。
あの豊満なバディは包容力の表れでしょうか。
しかし疫病を患った夫に献身的に(?)治療する姿には…
もう言葉を失いました。

なんともブログ上では表現できないこのホドロフスキー体験、
中毒になります、、、

アレハンドロ・ホドロフスキー DVD-BOX

ホーリー・マウンテン HDリマスター版 [Blu-ray]

エル・トポ HDリマスター版 [Blu-ray]