『アデル/ファラオと復活の秘薬』 マチュー見たさに1,800円払ってみた

フランス人監督の中でも特に苦手分野のリュック・ベッソン。
マチュー・アマルリック出てなきゃ観に行かないって。

『アデル/ファラオと復活の秘薬』
Les aventures extraordinaires d’Adèle Blanc-Sec

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1911年、エジプト。妹の命を助けたいフランス人ジャーナリストのアデル(ルイーズ・ブルゴワン)は“復活の秘薬”の手掛かりをつかむが、宿敵のマッドサイエンティスト、デュールヴー(マチュー・アマルリック)に阻まれてしまう。ちょうどそのころ、パリでは博物館の卵の化石からジュラ紀の翼竜がかえり、人々を恐怖に陥れていた。

うわー、期待を裏切らない茶番度!!
原作にだいぶ忠実らしいけど、はしょりすぎ。
CG手抜きしすぎ。

女性版インディ・ジョーンズだとさ。
もー!そんなんじゃ全然魅力感じましぇんよ、わたしゃ。
『アデルの恋の物語』のトリュフォーの手法、ちょっと意識しちゃいました!
とか言っちゃえばいいのに。、

そういや全然マチュー出てこないじゃん。
オープニングでは二番目に名前出てたのに。
(また予備知識なしの鑑賞)

・・・と思ったら、まさかの・・・

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特殊メイクーーーー!!
(画像左がマチュー)

マチュー、ベッソンから依頼が来た当初は
「監督業が忙しいから」って理由でこの役を断ったみたいなんだけど
「パパのバカ!アデル・ブラン・セックだよ!?なんで出演しないのさ!」
と子供に言われたらしく、出演を承諾したとのこと。

ベッソンがまた美女発掘って話題になっているルイーズ・ブルゴワン。
Canal+のお天気お姉さんってことで、滑舌よく、早口なのにとても聞き取りやすいフランス語。
突然の入浴とか、絶対不要なシーンでも体張って、スタイル抜群のお体を曝け出してます。
ナタリー・ポートマンとかミラ・ジョヴォヴィッチとかとは違う系統だとは思うけども、
20世紀初期のコスプレもしっくりハマッてるし(もっと露出度高い衣装も見たいエロ目線)、今後はベッソン以外の作品も観てみたい。
と思ったらアンヌ・フォンテーヌ『モナコからきた娘』にも出ているのか!
飛行機の中の小さい画面で観ただけだから、完璧ノーマークだった。

ベッソン、パリが大好きならもっと映してくれればいいのに。
マチューも去ることながら、大スクリーンでパリの景色を見れる事を楽しみにしている私にとっては、ガッカリです。
なんだよー、全然映らないじゃないか・・・(期待しすぎ??)
コンコルド広場→ジャンヌ・ダルク像は二回。
せっかくのエッフェル塔展望台も巨大な鳥の糞だし。
植物園もよくわからないし。
挙句の果てにはこれでルーヴルを謳い文句にするくらいなんだから、もう・・・ベッソンめ・・・
ラストからして続編を示唆しているし、原作自体4部作まであるし(読んでないけど)、きっとTaxi同様4くらいまでは余裕で作るんだろうよ、ベッソンは。

それよりも来月のグラン・ブルー完全版の方が気になるわけで。

ってなんか上から目線で綴ってしまいましたが
やっぱり私、混んでるシネコンがダメみたいです。
空いてる深夜枠とかで見ればよかったのかな。(周囲の雰囲気重要)
日仏でバリバール『恋ごころ』観ておけばよかったー!と、ちょっと後悔。