エズ村・モナコ 半日観光ツアー Èze編

この日は午後からベルトラ社さんのツアーに申し込んでいたのでした。

おすすめガイド 井上さんがご案内!モナコ+エズ 半日観光ツアー フラゴナール香水工場見学付き
https://www.veltra.com/jp/europe/france/nice/a/11591

ホテルまでピックアップに来てくださいました。

先に乗車されているお客さんがいらっしゃったので、残念ながらニースの海を見ながらのガイドツアーとはなりませんでした(涙)

反対側の車窓からちょっとだけ見えた自由の女神
と、海

でもガイドの井上さんが本当に博識で、海側じゃないほうの景色についての豆知識もたくさん教えてくださったのでとてもためになりました…!
(後日セグウェイに乗った時に、フランス人のガイドさんからフランス語で同じ説明を受けたのですが、このときの井上さんの解説があったおかげで、それはもうわかりやすくてわかりやすくて!!)

・2016年7月14日に起きたテロ以降、プロムナード・デ・ザングレにはガードレールが設置された
(確かに拳銃持った警官も結構いた…)

・建物の壁に「だまし絵」で描かれた窓には、ちゃんとした理由が。
 \\ 窓の数だけ税金がかかるから //

・ホテルスイス前の「#ilovenice」オブジェ、午後は逆光になるので撮影するなら朝、人の少なめの時間がおススメ

・ピンクやオレンジ、黄色などの壁の色は、夏の強い日差しも吸収し、眩しく反射しないように計算された色

・ニースでは毎日正午に大砲を鳴らすのは(結構な爆音)1860年代にフランス軍の大佐が
「俺の奥さんがお昼になっても散歩に出たきり帰ってこねえ!」
って、大砲をドーン!と鳴らしたことがきっかけ

・プロムナード・デ・ザングレに聳え立つ茶色の無機質な塔、なんと設計者は
\\ ギュスターヴ・エッフェル //

知らずにこの街を去るところでした

などなど…
他にもたくさんのトリビアを教えていただきました。
(私の記憶力が追い付いていない…泣)

車はぐんぐんと標高の高いところまでのぼっていきます。


エズまでの途中で、素晴らしい景色の見える場所で降ろしてくださいました。

眼下に広がる、夢のような景色。
ジブリ映画の中にでも迷い込んでしまったかのようです。
(すぐ下は急な崖なので、高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもです)

このあたりは世界中のセレブの別荘があるのだそう。
U2のボノの別荘はこの「Strand eze」のすぐ近く。

そして“鷲の巣村”エズ村に到着。

見上げると、想像以上にめちゃくちゃ高いです!
なんでも、崖の上に集落を作ることで、敵の侵入を防いだのだとか。
敵が登れないような崖を、体力に自信のない40代女が登れるのか、些か不安でした…

ですが、頂上まで頑張って登るのです。
井上さんとは袂にて一旦のお別れ。

入り口で4€払って、ひたすら登山。
登山口、ではなく、実際は熱帯植物園(Jardin Exotique d’Èze)に入場する感じです。

André Gianton, le maire de l’époque, avec le concours de Jean Gastaud, père du Jardin exotique de Monaco, a décidé de créer un jardin exotique.
当時の市長であったアンドレ・ジャントンは、モナコ庭園の父ジャン・ガストーの助けを借りて、エキゾチックな庭園を作ることを決めました。

https://www.jardinexotique-eze.fr/historique/

車で回るガイドツアーとは言え、このエズ登山は体力勝負です。
お水持参必須。


でも頑張った甲斐があって、こんなにも素晴らしい絶景が待っていました。

海抜429mと、数値で見る以上に、高いところにあるような気がします。
(高尾山が599 m、小さい頃のぼった新潟の角田山の482メートルよりも低い)

だ・け・ど

頂上までのぼったところで、待ち合わせ時間まであと20分くらい…!
あまり時間がないので、写真ばーって撮って、裸眼でほげーっと眺めて脳裏に焼き付けてほんの数分で下山。
今度来る機会があれば、あのカフェで優雅にお茶したい所存です。

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