パリ祭軍事パレード Défilé du 14 juillet

生まれて初めてパリ祭の軍事パレードをシャンゼリゼ大通りから見ます。

前回 14 juilletをパリで過ごしたのは、もうなんと8年も前のこと。➡️
このときは航空ショーをルーヴル美術館前辺りから見上げました。

「軍事パレードは8時前から並び始める」という噂をどこかで聞いたので、8時ちょい過ぎには着いていたとは思うのですが、もう既にすごい人…!
入場時のセキュリティチェックは体中くまなく触られるし(おっぱいも股間も、すべて!)時間かかったけど、なんとか最前列を確保。

トリコロール旗も無事にゲット。

最前列でもこの遠さ。シャンゼリゼ通りでも反対側の方(北側)がよかったかなー。

ご丁寧に式次第が配られました。
これがフランスにしては珍しく、ほぼ時間通りに行われました。

雨降らなくてよかったー、なんて思っていたのもつかの間。
なんだか…やたら…寒い…
左隣のマダムは手をハーハーと吐息で温めだすくらい寒くなってきた。
この寒さの中で2時間待つのか、と思うとやたら切なかった。
ずっとスマホいじってると充電問題もあるし、途中無の境地になりながら、ひたすら待つ。待つ。待つ…

向かい側の建物の最上階バルコンに人生の勝ち組みたいな人たちがたくさんいる

マクロンが通ったのですが、裸眼で見るのには豆粒よりもさらに小さい、フケくらいのサイズ感でした。
声援も小さすぎるし、ほんと一瞬だったので何がなんだか。

確かにマクロン

10時半。
航空ショーが開始。

ですが…
真上過ぎて、トリコロール飛行機雲、1ミクロンも見ることができませんでした。轟音がむなしく頭上を通り過ぎただけ。シクシク。
右隣にいたムッシュは、私よりも数段いいカメラ構えて待っていたのですが、彼の顔をパッと見上げたら同じく、いや私以上に呆然としていました。

飛行機はこのトリコロール旗と建物の間の空を通ってくれるものだと思っていた
上というか、もうイナバウアーしなきゃいけないくらい後方だった。

その後はすっかり意気消沈してしまって、写真は撮るものの「そもそも軍事力アピールされたところでなんなのよ」ってひねくれた考えまで出てきてしまったので、予定よりちょっと早く退散することにしました。

教訓。
戦車と大統領がとっても好きな人でない限りは、あまりシャンゼリゼ大通りでの軍事パレード鑑賞はおすすめしません。

でもこれはこれで楽しく、いい経験でございましたー!!

祭りの後。
再びエッフェル塔方面に歩いていく。

プラザアテネ

メトロ大混雑〜。