ギャスパー・ノエ『LOVE 3D』

晴天に恵まれた休日に、なんでこの映画をチョイスしたんだろうと思いますが
今週末で東京での上映が終わると言うので見てきました、ギャスパー・ノエの『LOVE 3D』。

好評コメントばっかり見るけど、正直しんどかった。
あんまり作品の内容のこと書くと、ブログのシステムで非表示になってしまうので
何を書けばいいのかわかんないけど、
喧嘩して、愛し合って、また喧嘩して、また愛し合って、の繰り返しで。

前作『エンター・ザ・ボイド』はフランス映画祭の深夜上映で見たんだけども
一日5本映画を見る日の最後の作品で、
ラリラリルンルンな映像ばっかりで、ああそれはそれは酔った。
深夜3時の六本木の街に放り出され途方に暮れた。

状況がまったく違うから前作よりは疲労感はないし
ラリラリルーな映像はサイケで狂った万華鏡が数箇所あったくらいだったけど
それでも…しんどい。
ノエたんは自分の名前を登場人物につけたり
胡散臭い妻子持ち画商で自ら登場したと思えば、まあ…まあ…
モザイクばかりであれでしたけど、あれはノエたんのだったらしい。

そしてさっぱり世界に入り込めないまま2時間…
唯一、個人的にラストシーンが好きでした。

劇場でこんなん売られていたけど。