新作『Juste La Fin Du Monde』(まさに世界の終わり)に
マリオン・コティヤール、レア・セドゥ、
ヴァンサン・カッセル、ナタリー・バイ、ギャスパー・ウリエルが出演と言う…
全員が主役級の超豪華なキャストが発表され、
さらには自らが主役を務める『エレファント・ソング』が6月6日に日本公開、
いまや無敵の若き天才、グザヴィエ・ドラン。
現在絶賛公開中の監督作『Mommy/マミー』を、日本公開初日の初回に見に行ってきました。
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© Shayne Laverdiere
公開初日から一週間経ったけど、なかなかブログ記事として書けませんでした。
で、今も書こうとしても言葉に詰まるほど。
とても苦しくて、切なくて、何度も何度も泣きそうになった。
そして母親という存在の圧倒的な強さには、もう何者も敵わないと思った。
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この作品、1:1というなんとも珍しいスクリーンサイズ。
最初は違和感を覚えつつも、ストーリーの息苦しさと、
登場人物たちの感情と音楽だけが記憶に残って、余計なものが全然残らない。
彼らの「閉塞感」の中に自分も閉じ込められた感じ。
母と息子、愛があるからこそつらいだなんて。
感情が広がる瞬間だけ、スクリーンが広がる。
そのときの開放感が堪らないのだけれども、またすぐに真四角という型に戻ってしまう。
感情の起伏がこんなに刺さるのは、この画角の影響かも。
母親の名前がダイアン(Diane)なんだけど、ニックネームはダイ(Die)。
「それって”死”ってこと…?」
て考えちゃったけど、それは余計なことだったかしら。
本編上映前にドランのドキュメンタリーが。
スクリーンで見れたのはうれしいけど、Youtubeに普通にアップされていました。なーんだ。
パンフレットは1000円もしたけど、写真集みたいな立派な作りだったのと
作品があまりにも素晴らしかった(今年暫定マイベスト1)ので、迷わず購入。
…だけど、まだちゃんと読めていないという…(汗)
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父親と一緒に旅行したときに作ったコンピ「DIE+STEVE MIX 4EVER」の一覧も。
一部はドラン君のTumblrページにもありました。
新宿武蔵野館は作品の展示をいつも手作りされててすごいなーと思います。
でもなんかちょっと笑ってしまってすみません。
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さてー、フランス映画祭の団長も発表されましたが、
映画祭でこれ以上の作品に出会えるのでしょうか、私…!!