モーリス・ピアラ特集「ポリス Police」

渋谷・イメージフォーラムでモーリス・ピアラ特集

ピアラの作品は今まで日本での上映機会がほとんどなかったので、
(ビデオやDVDすらスルーされてたり)
4本も見れるなんてすごーく貴重でうれしい期間です。
今年2月はピアラの没後10年。パリのシネマテークで「モーリス・ピアラ 画家にして映画作家」という特集も組まれたそうです。
今回日本で上映される「ヴァン・ゴッホ」を見るとその特集タイトルの意味がよーくわかります。

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では今回の4本を勝手にランキング!
個人的見解ですのでお気になさらず…

第4位
ポリス (Police)

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ピアラ作品の中では一番のヒット作とのこと。
まだかろうじて熊になりきってない…いや失礼、そこまで太ってない(やっぱり失礼)ドパルデュー父と、
ソフィー・マルソー女史が主演。

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刑事映画(?)なのに、なんだろうこのドキドキのなさは。
フィルムノワールってカテゴリでもなければ、単純にサスペンスてわけでもないような。
シャブロルっぽい…?いや、ぽくはない…
前半部分のくだりが長くて、映像も暗くて、言葉も周囲で聞こえるいびきもあって
全然入り込めずにいました…サンドリーヌ・ボネールの見事な脱ぎっぷりには目が覚めましたけど。
というより「ポン引き」って言葉の意味も曖昧だった自分もあれですが。

でもこの作品、誰にも感情移入できない。
だからこそ距離感を置いてそれぞれの登場人物を見てられるんだけど…
んー。。。
マルソー女史の不良少女っぷりはよかったけど、
ファッションがもうちょっとかわいければなー。

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あ、この他の3本はよかったです!
横浜のアンスティチュで上映があったんだけど、行けばよかったと大後悔。
「ポリス」だけしかピアラを知らなかったら後悔しなかったんだろうけどな。