ギヨーム・ブラック『女っ気なし(仮)』Un monde sans femmes

今週末はフランス映画祭!

フライングで見てしまっている中でも、好きな作品をご紹介。
ギヨーム・ブラックの『女っ気なし』(Un monde sans femmes)。

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「ロメールやロジエ作品を彷彿とさせる」と評価され、
Allocinéスタッフが選ぶ2012年ベストムービー、
白夜』と同じエタンチェさん配給で日本公開が決定…
などからも、もうストライクど真ん中の作品に違いないわけで。
(去年のセザール賞では惜しくも短編賞受賞ならず…数年前のフランス映画祭短編で上映された『ピアノ調律師』(L’Accordeur)でした)

うんうん、この”霞んだ青”の海。レトロな光。夏のバカンス。はしゃぐ女と弄ばれる男。
…ああああ!これはロジエの世界ではないですか!?

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が、この作品の面白いところは、ふくよかで温和(…単刀直入に言うと、いい奴だけどデブでハゲ)なシルヴァン(ヴァンサン・マケーニュ)がまさかの主役。
短編『遭難者』でもキーマン。(パン屋のおばちゃんも。)

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母親(ロール・カラミー)、一歩間違えれば「板尾の嫁」なのにも関わらずすごく魅力的に感じるのはロメールの魔法と同じ。
娘役(コンスタンス・ルソー)は、ほんとにロジエ作品から出て来たようなかわいさ。
ゆるいソバージュに華奢な体、時折見せるBBのようなエロさがたまらない。
ラスト4分くらいで映し出されるうなじが、ああもう!(ここはちゃんと親父目線で見ましょう)

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ディスコの名前が「Le」France なのもダサかわいいし、
やたら太いベルトにブラひも見える母親のファッション。
携帯出てこないし、時代背景わかんないようなレトロさだけど、
Wiiがあったり、娘がインターネット使いたがったり、と、しっかりと「現代」。
この惑わし方が出来るのも舞台が田舎の浜辺町だからできることなのかしら。

これから上映だしネタバレになるのであんまり書けないけど、
超・超・オススメです!!!

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