セザンヌ展@国立新美術館 6月11日まで!!

以前フランス政府観光局のパーティのお土産でいただいた「セザンヌーパリとプロヴァンス”Cézanne.Paris-Provence”」の無料入場券。

2枚いただいたので、欲張りノリコさんはmon mariを誘うこと無く一人で2回見に行きました。
(なんて残酷な妻。。)
これだけセザンヌの作品を一挙に観れるのは、奇跡に近いらしいので

個人的に嬉しかったのが音声ガイド。セザンヌ役は森山周一郎氏。
ジャン・ギャバンですよ!紅の豚のポルコですよ!
森山氏の声は髭もっさもさのセザンヌのビジュアルにぴったりで、
絵の前に立ち止まっては何度も聞き返したのであります。

さて、セザンヌと言えばまず思い浮かぶのが静物画。
「りんご一つでパリを驚かせたよ」
という『りんごとオレンジ』。
“ただ目で見た物をそのまま描いているのではなく、描きたいものを描く。”
今にも落ちそうなリンゴ、遠近法がよくわからなくなる皿、不自然な布の皺、、、
“全てが中央にくるように”恣意的に描かれているのだとか。


セザンヌーパリとプロヴァンス”Cézanne.Paris-Provence”
公式サイトより

アトリエで描かれた作品のみならず。
貴重な印象派の初期作品、
セレブな家の壁面に描いた『四季』、
“目に一番優しい色”緑に囲まれたエクサンプロヴァンスの美しい風景、
初期と晩年に描かれた『サント・ヴィクトワール山』のコントラスト、
母の死後に描かれた骸骨の絵、
そしてセザンヌのアトリエ再現コーナーまで!

はーーーー(すごい、のため息)

ピカソをはじめ、著名な画家たちに影響を与えたと言われる“近代絵画”の父。
脳内で緻密な構図計算がなされた偉業の数々を目の当たりにして、感動のため息が止まりません。

図録は2,500円。
売店には、パッと見キティちゃんファン若しくはApple崇拝者かと思われそうなリンゴグッズも数々ありました。

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今週末終わってしまうセザンヌ展。最後に自腹で行こうと企んでます。。。

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「これ描けるー」とか言ってたお子様、あなたの将来が楽しみです。