LAB CINEMA(ラボ・シネマ)『CLASSE LOUVRE』

26日、五反田にある「ルーヴル DNP ミュージアムラボ」で開催された
展覧会と映画をセットで楽しめる特別イベントLAB CINEMA(ラボ・シネマ)に参加してきました。

完全予約制のこのイベント。
だいぶ前に予約したので、
3日前にリマインドメールが来なければすっかり忘れてた。

初めて参加したのですが、さすがDNP様、最新鋭の技術を駆使した近未来的なハイテクミュージアムに驚愕。
今回の展示は「セーヴル磁器展 ヨーロッパの歴史を動かした華麗な器たち」。
当時の歴史をフィルムで俯瞰した後、実際のセーヴル磁器を見物。
3D画像が映し出されたパネルにタッチして詳細部分を確認。
ハイテクディスプレイを使ってセーヴル磁器の装飾デザインの創作体験(センスのない私でもそれなりなアート作品っぽくなる)
中国~日本~フランス、磁器の歴史をスクリーンで鑑賞。
電気を使い過ぎてないか恐縮しながらの体験だったので、さくっと。
本当はもっとワクワクするような世界が繰り広げられていたんだけどね。
館内は照明を暗くしていましたが、やっぱり節電が気になる。

展示を見る前に、ドキュメンタリー映画『CLASSE LOUVRE』の上映がありました。
上映されたホールは、人が歩く度にギシギシ…
余震!?と、やっぱりここでもビクビク。。。

『CLASSE LOUVRE』
数年前から、パリ19区のベルグソン高校には「ルーヴル・クラス」と名づけられたクラスがある。このクラスはルーヴル美術館と特別な関係を持っている。すべての教科においてルーヴルに展示されている作品が取り上げられるほか、生徒たちは造形美術を学び、美術館に行って講義を受ける。
ファンタ、ユゴ、トマ、イレルをはじめとする生徒たちが、世界最大の美術館に取り組んだ。生徒たちは退屈したり、感動したり、作品について意見を戦わせたりした。映画では、生徒たちの視線を通じて、絵画を発見していく。

生徒たちはどこにでもいそうな普通の高校生。
僅か52分という短いフィルム、淡々と彼らの日常を追っているだけなのだけど
感受性、表現力が徐々に豊かになっていくのがわかる。
意外と作品が映し出されず、期待度が高かっただけに予想より感動は少なかったけど…
こんな機会がなければ出会わなかった作品。
貴重な体験でした。

このミュージアムラボは、4月にも2回あります。
予約制なので、興味を持たれた方は是非。無料です。

LAB CINEMA(ラボ・シネマ)

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