先週のことになりますが、映画『倫敦から来た男』の試写に行きました。
伝説的映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の
鬼才タル・ベーラ監督
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20世紀を代表する文豪ジョルジュ・シムノン原作
11月、シアター・イメージフォーラム他 全国順次公開!
STORY
果てることない海のそば。静かに生きる鉄道員のマロワン。毎晩、「ガラスの檻」のようなコントロール・ルームから、漆黒の港と駅を見下ろしている。ある夜、彼は偶然にも殺人を目撃する。殺された男が持っていた鞄を、海から拾い上げると大量の札束が入っていた。マロワンはストーブで濡れたお札を一枚ずつ乾かし、また鞄に丁寧に戻す。決して、警察に届けたり、同僚や家族に連絡したりはしない。そして、彼はいつものように帰路についた。しかしその路はもはや同じ路ではなかった。単調な日々を送っていたマロワンの運命が大きく歪んでゆく……。
監督:タル・ベーラ(『ヴェルクマイスター・ハーモニー』)
原作:ジョルジュ・シムノン(「メグレ警視」シリーズ)
出演:ミロスラヴ・クロボット、ティルダ・スウィントン、ボーク・エリカ
ものすごい。
私みたいな雑魚がしのごの語るレベルではない。
評価するにはあと50年くらいかかってしまいそうだ。
とにかく呆然として、
ラストシーンの絵を思い出すと今でも鳥肌が立つ。
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ジャームッシュやガス・ヴァン・サントに影響を与えたと言うその映像美!!
最初に映し出される船の絵からラストまで、すげーパンチ食らいまくり。
影も、波も、登場人物の吐息も、すべてに重厚感があるの。
あ、ダメだ。
酔っ払っているときにこの記事書いては罰が当たりそうだ。
フランス語台詞多いってこともあって、これまたフランスブログで後日改めてご紹介いたします。