ジェーン・バーキン『Boxes』

バーキン様追っかけも3日目。
前日の興奮冷めやらぬ中、日仏学院へ。

この日は『Boxes』上映、
そしてバーキン様ティーチインが!!

どうやらチケット発売日には6時半から列が出来ていたらしく、、、
そりゃー買えないよなー

でも「どうしても見たいんですっ通路でもいいですっ」
って粘ったんだけどね
「消防法で通路での鑑賞は禁止されています」とあえなく断られ。

仕方ないよなー、みんなバーキン様好きだもの。
2ショット写真&2日連続でサインもらえただけで感謝しよう。

…でもね、淡い期待を抱いて今日も参戦したわけですよ。

3日連続でお見かけする顔も多く、
すっかりみなさんと意気投合。

やっぱり話が合うんだよねー
フランス映画やフランス音楽、いろいろ話し合っていると出待ち時間もあっという間。

が!!

私よりも先に着いた人曰く
「今日は無理そうですよ…ガードが固くて。」

が、がびーん!!

そうだよな…

バーキン様、どうやら睡眠促進剤を投与されているらしく
かなり体力的にキツいでしょうし。

でも、でも、バーキン様ですもの。
あのお方なら、きっと…

と、不安と期待の狭間の中、出待ち。

しばし用を足しに席を離れると
「どうやらお金払うと通路で見れるみたいですよ」

との情報が。

な、な、なにーーーーー??!!

そういや出待ち族が著しく減っている。
みんな1,500円払って、途中から映画もティーチインも見たみたい。

消防法は??
なんなんだ、どういうことだ?

まあ、いいや。
日仏のロビーのモニターでティーチインを鑑賞。

ぬーーーーーーーー

同時通訳、ぐっちゃぐちゃ。
映画を観てたわけじゃないから、サッパリ訳わからん。
「サンチモンタル」とか、ときたまフランス語も入ったりして混乱。
バーキン様の生声で、フランス語だけ純粋に聞いてた方がよかった。

で、遂に出てきますよ、出待ち族よ、立ち上がれ!!

前日に2ショット写真を撮っていない、というムッシューのために
そのムッシューとバーキン様の写真撮影係に任命されたのに

私も一枚でも多くバーキン様コレクションを増やそうと、いいカメラ持って行ったのに

出待ち族はみんなバーキン様の想い出を記憶以外で残したかったのに

「写真撮影は禁止です」

えええええええええ

「ダメっす。今日は諦めます」
ムッシューも残念そうな顔。

バーキン様はサインしたそうだったのに
みんなと握手するために手を伸ばしたのに
警護に止められました

ああ、あのバーキン様の残念そうな顔を思い出すだけで泣けてきます

それでも数人のファンはサインにありつけていたのですが
この日は厳し過ぎた。

あっという間にタクシーで去って行ってしまいました。

記憶に留めるだけになったしまった。

悔しさでパネルを撮影。

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「納得できない!!!」

ってことで、意気投合した出待ち族の方々と

「ここだよ、ここにバーキン様が泊まっているんだよ」
ってアグネスホテルへ。

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ここにバーキン様が座っていたかもしれないよね、
とみんなでロビーの椅子に座ってみたり

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諦めきれない心境ですが、
ホテルの従業員に追い出される絵を想像した出待ち族は潔く退散。

この後、うっぷんをはらすために
バーキン様の魅力を語らいながら1時間程歩いた。

素敵な出会いに、感謝。

バーキン様を好きな人は、みんないい人だ。

家に着いてからもまだなんかしこりが残っていて
前日にもらったサインや大きく引き伸した2ショット写真を眺める。

もうやりきれない思いがありますが
よくやったよ、自分。

FIGAROを見てパリへの思いに代えます。

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そんなバーキン様、もう日曜朝のエールフランスで帰国されるとのこと。

本当にありがとうございました。
たくさんの感動を、ありがとうございます。
感謝の気持でいっぱいです。

またいつか、どこかで会えることを祈って。