TSUTAYAディスカスで、あれ?ってのが入っていた。
ドヌーヴ様月間だった1月にウィッシュリストに入れていた『終電車』が、今頃ようやく届いた。
あー、多分みんなもドヌーヴ様月間だったんだね。
HISTOIRE
第二次大戦中、ナチス占領下のパリ。人々は夜間外出を禁止され、地下鉄の終電車に殺到する。
この混乱の時代は、しかし映画館や劇場には活況を与えていた。
そんな劇場の一つモンマルトル劇場の支配人であり演出家のルカ・シュタイナー(ハインツ・ベネント)は、ユダヤ人であるため、南米に逃亡し劇場の経営を妻であり看板女優のマリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)にまかせていた。
彼女は、今、ルカが翻訳したノルウェーの戯曲『消えた女』を俳優のジャン・ルー(ジャン・ポワレ)の演出で上演しようとしていた。
相手役には新人のベルナール・グランジェ(ジェラール・ドパルデュー)が起用された。
ジャン・ルーは、この戯曲の上演許可のため、ドイツ軍の御用批評家ダクシア(ジャン・ルイ・リシャール)とも親しくしているというやり手である。連日稽古が続けられるが、稽古が終ると、ベルナールはカフェで数人の若者たちと会って何か相談し合っており、一方マリオンは暗闇の劇場に戻って地下へ降りていく。地下室には、何と、南米に逃げたはずのルカが隠れていたのだ――
終電車(1981) – goo 映画
より
トリュフォー作品っちゅーのは、なんだろう、フランス映画の中では結構珍しいハラハラドキドキ感がある気がするのは、私だけ?
これもそうで、だいぶ前に何回も観たのにも関わらず、そのハラドキ感があるんだ。不思議だ。
この頃のドヌーヴ様は30代。凄まじい女優オーラが、「ロシュフォール」「シェルブール」の頃よりも格段上のレベルに到達してるよなー。輝いて、後光が眩しいの。
そんでジェラールのお父様、あご割れ紳士のジェラール・ドパルデュー。
すんげー若いですが、もう既に割れてます、あご。
だけど割れ具合も若い。
この時代を描いた映画は大好物なのですが、如何せんノータリンなので時代背景についての知識が乏しい。
夜間外出禁止され、つまり終電車っていうのはこの時代の象徴だったんだっけか?
結局ストーリーにほぼほぼ関連していないから、いろいろ謎なことはあり。
難を言えば、街はセットにしないで欲しかったなーというところと、2時間超なので、やや長い。
「終電車」 鮮やかなメタ・フィクション
フランソワ・トリュフォーの「終電車」には、鮮やかなオチがついています。 付かず離れずの関係を続ける男女の物語が進行し、現実に二人が恋におちたかどうか分からないうちに映画の時間が一気に飛びます。数年後、という設定で最 後に二人が破局を迎える結末が画面に現れる…