最近なぜかジャン・ロシュフォールの出てる映画が観たくてたまらなくなる。なんでだろ。
この週末はパリ空港の人々を観ました。パスポートや身分証明書をすべて盗まれちゃって空港から出れなくなっちゃった男。自身を証明できる顔写真付きの書類が届くまで空港で暮らす羽目に。そこで空港に実際に住みつく不思議な人たちとの、おかしくも心にジーンと響く物語。スピルバーグのターミナルと元ネタは一緒らしいんだけど、パリが舞台ってだけで断然こっちの方がワクワクしちゃいます。ラスト30分、元旦のパリの夜景が出てくるところからフランス好きな私は真面目に泣けます。真夜中の空港、空港の裏部屋と、基本的に画面は暗めなんだけど、全体的にあったかい人間性に溢れているのでストレスがたまりまくった心を癒してくれます。
エッフェル塔をお母さんに例えてるとこが、もう本当にツボ。ああパリに行きたい。