キアロスタミ×ビノシュ 『トスカーナの贋作』絶賛公開中。
ビノシュ様が極上に美しく、加齢の恐怖を忘れさせてくれ、恋愛の素晴らしさを教えてくれている。
彼女の最近の出演作の中で、チャーミング(って失礼ですね…)かつ魅力的に感じたのは久しぶりかも(ああ、もっと失礼)。
トスカーナの美しい街並みもまた現実なのか幻覚の中を彷徨っているのか意識を錯綜させる役をかっていた。
たった一日の物語だけど永遠のような、はたまた一夜の夢のような…
あらすじ
イタリア、南トスカーナ地方の小さな村。講演に訪れたイギリスの作家がギャラリーを経営しているフランス人女性に出会う。作家の新作のテーマでもある、芸術におけるオリジナルと贋作の問題について議論を交わす二人は、カフェの女主人が彼らを夫婦だと勘違いしたのをきっかけに、あたかも長年連れ添った夫婦であるように装い、美しい秋のトスカーナをめぐる。
日仏で同じクラスのマダムは「うとうとしちゃって…お金と時間の無駄だったわ!」と悲しい評価。
私は何度でも鑑賞したいくらい好きだけど、、、
そうそう、キアロスタミの次回作は今春クランクイン。
なんと日本で撮るんですってね!しかも宮崎あおいちゃん主演!!
エキストラ募集してないかしら。。。。
ビノシュ様は1月に来日されていたけど、スケジュールが合わずお会いできませんでした(涙)
本当に悲しくてブログにも書けず、ツイッターにすら悲しい思いをつぶやけなかったほど落ち込んでたのよ、ホント。
その代わり(?)と言っちゃなんだけど、デジタル・リマスター上映されていた『ポンヌフの恋人』は3回も観に行った!!
カラックス×ビノシュ、二人の完璧主義者が完成させた、完璧な作品。
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あらすじ
閉鎖中のポンヌフ橋で暮らす天涯孤独の青年ホームレスのアレックスは、いつものごとく酒を飲みながら夜のパリを放浪していたが、車に片足を轢かれてしまう。そこに通りかかった女は恋の痛手と失明の危機から家出放浪中の女画学生ミシェル。アレックスはミシェルの美しさに初めて恋の心地を知る――
パンフはミニカレンダー型。
今年一年間ミシェルを見ながら過ごすことができるんです。ふふ。
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初めてパリに行く前に鑑賞し、まあそれはそれは衝撃を受けた作品です。
夜空までもが“所狭し”と思えるほど豪快に打ちあがる花火が眩しすぎて。
腋毛も含めて小汚くてもビノシュ様が美しすぎて。
そしてアレックスに恋をして。
初めて観てから10年以上経った今こうしてスクリーンで拝み、
それでも尚、まさかサマリテーヌも含めたポンヌフ周辺の景色がセットだなんて信じられず。
だって今もパリに行くと「ここでアレックスと…」なんて妄想抱きながら7割の確率でポンヌフ渡っちゃうもの。
確かに言われてみれば周辺の交通量が圧倒的に少なかったりしますけど。
ミシェルの親友マリオン役で一瞬だけ出演するマリオン・スタレンスはビノシュ様の実妹。
公開から20年、姉妹揃ってインタビューを受ける動画発見~。
こう並ぶとよく似てらっしゃる。
38億円もの製作費、二度の撮影中断、二度の破産、そしてビノシュとの別離…
背景を知り改めて何度も何度も観ると、アレックスの苦悶がよりカラックスと重なって見えてくる。
「ポンヌフの恋人」(ニュープリント版)レオス・カラックス
誰かに話したくて!でも、みんな反応が薄いからこちらで報告します。
昨日ラスパイユのマルシェのブッシェリーで仕立ての良さそうなファーコートのマダムが居たんです。
横顔見てみてビックリ!ビノシュ様、肉買ってらっしゃいました!
日本人の観光客も周りにゾロゾロ居たけど誰も気づいてる感じじゃないので一瞬人違いかと・・・でも女優オーラが出てました。
らぴぬー様
えええええええええええ!(過剰反応)
目撃情報ありがとうございます!
ビノシュ様、そうですか、ファーコートでしたか~。
こないだ来日されてたときもファーコート着てらっしゃったような。。。
普段から着てらっしゃるとは。しかもブッシェリーで!
オーラ出てましたか、そうですか(羨望のまなざし)
今度行ったらラスパイユ中のお店、くまなくチェックします★