ボストン美術館「パリジェンヌ展」時代を映す女性たち

自宅から距離的には近いんだけど、交通機関的にちょっと不便な世田谷美術館。
1月から開催中のボストン美術館「パリジェンヌ展」時代を映す女性たちへ、行ってまいりました!

美術館は砧公園の北側に。実は初めて来ました!
大学のキャンパスが近かったはずなんだけど…

4473/24403″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

会場内は撮影禁止でした。
音声ガイドはスペシャルナビゲーターに中村江里子さん、
ナレーションは梅原裕一郎さんでした!

パリジェンヌのドレスや肖像画などをドドンと集めた、ボストン美術館所蔵の作品計123点を展示。
会場内が広くて、週末だけどそこまで混んでもいなかったので、一作品一作品が見やすかったです。

初見の作品が多くて、だいぶ前のめりで鑑賞してしまいました(汗)

ギャルリー・デ・モード・エ・コスチューム・フランセ(1778年刊行の版画集)の作品がとても面白く…
当時の髪型、1.2メートルまで盛ることもあったそうですが
(あれがモードの先端だったとは…!)
ボンネット特集は笑いながら思わず見てしまいました。
タイトルが「謎のボンネットまたは眠る犬」って。。。
「謎のボンネット」まではまだわかるけど、ボンネットと犬を「または」でつなぐあたりツボ。

第5章、展示会最後の広間にあったドレスの展示がありました。
ジャン・パトゥ 《パトゥ社のためのデザイン》はすごく素敵だった…
90年も前のデザインとは思えないくらい、黒のサテンとラインストーンの割合が完全に好み。
バックルも♡
猫がかわいいゲアダ・ヴィーイナの《スコットランドシルクのベスト、ねずみ色の綿の厚手クレープのスカート『ジュルナル・デ・ダム・エ・デ・モード』より、プレート170》(タイトル長すぎ…)からBBのポートレートまであったので、個人的には最後の広間が一番興奮したー。
より一層「世界中が憧れるパリジェンヌ!」を感じられる広間だったし。
魅了する所以を見せつけられたように思いました。

欲を言えば…時代の遷移がわかるような衣装の数々がもう少し見たかったな。
ウエストのラインがキュッとなっている頃の衣装が見たかった。写真でもいいから。

グッズショップでは、生地ペラペラだったけどトートバッグ(¥400)と、
A4サイズのゲアダ・ヴィーイナを絵(¥550)を。

4473/24404″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

ポストカードはシャルル・ナイヨの《ダンスする女性 シリーズ〈ムーラン・ルージュの舞踏会〉より》と
フランソワ・グザヴィエ・サジェの《ラ・シャペル通り シリーズ「パリを歩く」より》の2枚。

4473/24405″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

ピエール・カルダンのドレスを模した、展示会限定風呂敷も♡

4473/24406″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

かごバッグの持ち手に巻いたら主張がすごくて全然合わなかった(涙)
フタから出すような感じだとしっくりきたので、早くどや顔でピクニック行きたい。

4473/24407″ target=”_blank” rel=”noopener noreferrer”>

ボストン美術館「パリジェンヌ展」時代を映す女性たち
http://paris2017-18.jp/

■会期
2018年1月13日(土)~4月1日(日)

■会場
世田谷美術館
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
東京都世田谷区砧公園1-2

広島展は広島県立美術館にて、2018年4月11日(水)~6月10日(日)開催

■開館時間
10:00~18:00
※入場は17:30まで

■休館日
月曜日
※2月12日(月・振替休日)は開館、翌13日(火)は休館