鑑賞から既に2週間が経過してしまいましたが、主演 アデル・エネルの表情がずーっと余韻として深く残っている『午後8時の訪問者』。
ダルデンヌ兄弟は作品ごとに衝撃度が上がって行っているように思うけど、この作品は特にそうだった。
そしてこんなにも長く長く余韻が続くとは。
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ほんの些細な、ひとつの判断から生まれた後悔と不安。
顔のアップが多い分、表情で演技する彼女のリアルさに上映中ずっと胸がえぐられる思いでした。
『水の中のつぼみ』の日本公開からもう9年も経つのですね。。。
その後の『メゾン ある娼館の記憶』で見せた妖艶さは一切(っていうとアレだけど)なく、田舎のイモ臭さが漂っていて、彼女に本来備わっている瑞々しさを見事に消しているのがすごいなーと。
彼女の演技力もそうなんだけども、考えてみたらダルデンヌ兄弟の作品はデボラ・フランソワちゃんもそうだしセシル・ド・フランスもそうだし、前作では天下のマリオン・コティヤールでさえもイモ姉ちゃんとしてしまうのな。
ダルデンヌ組のオリヴィエ・グルメも出てきて、お、じゃあ、じゃああの人は?ってところでやっぱり出て来た、ジェレミー・レニエ。
いやー、清々しいほどクソ男だった!笑
ペットボトルのお茶を飲むのも躊躇うくらいシリアスな作品なんですが、個人的に彼のダメっぷりには声だして笑いたいくらいでした…
て言うと作品の良さが伝わらないな。うーん
さて、新宿武蔵野館でダルデンヌ兄弟のサイン発見!
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ダルデンヌ兄弟からほっぺちゅーされるアデルちゃん。かわいい
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