『ベル&セバスチャン』 Belle et Sébastien

またベルセバが映画撮ったの?と最初思ってしまったのですが、
「名犬ジョリィ」の実写映画化版『ベル&セバスチャン』。
新宿武蔵野館にて観ました。

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感想は、追記にて…
(だいぶネガ)


アルプスの壮大な景色と、少年の無垢さに心が洗われる―
と書きたいところでしたが…

「そんなうまいことあるかー!」って突っ込んでばかりのシナリオで
残念ながら心が汚れまくった邪悪なアラフォー女にはあまり響きませんでした。

舞台背景は戦時中なのですが、とにかく美しい自然風景ばかりで。
せっかくの美しい風景なんだけど、画質がちょっとアレでした。
(ちょうどトムさんの映画をIMAXシアターで見た後だけになおさら)
夜の風景は暗過ぎるし。画質だけはノスタルジック。

ドイツ軍が全然憎たらしくなくて「いい人じゃん」で終わってしまうし(あかん!)
雪山も脅威もほとんどなく「きれいじゃん」って思ってしまうし(あかん!)…

リアリティを求める作品ではないにしても、ただ単にアルプスの美しさと少年のかわいさだけでは、なんとも評価できません。
チェッキー・カリョの使い方も勿体ないな~、と思います。

ちなみに、ZAZが主題歌を担当してます。
映画館でZAZの歌声を聴けるのは嬉しいけれど。
Zaz “Belle” (BOF “Belle et Sébastien”, un film de Nicolas Vanier d’après l’oeuvre de Cécile Aubry)

邪念ばかり、、、
もっとピュアな心で生きる予定だったのに、私。(え?)