音楽を聴くことにお金を払わなくなるという怖い現実

真夜中の大掃除を1か月近く続けて、先月、レコード400枚以上、CD300枚以上を買い取ってもらいました。
(あまりに量が多いので査定に時間を要していますが…)
段ボール7箱分、部屋が少しスッキリしました。

高校生の時代からちょっとずつちょっとずつためていたレコード。
だけど「どうしても手放したくない!」というものはほんの僅かでした。

初めてのフランス旅行、蚤の市で買ったレコードも
学生時代にバイト代はたいて買ったレコードも
元彼との思い出の曲が詰まったレコードも

「えい!」

と、結構あっさり捨てることができました。

昔、似非DJをやってたりしたから
「どのレコードのA面の何曲目」
っていう風に、曲名と曲の位置までちゃんと覚えてた。

それが今はどうでしょう。

「うーん、あの曲名が出てこない…たすけて、Google先生!」

とすぐググる癖がついてしまい、なかなか覚えない。

そんな私が、サービス開始とほぼ同時にApple Musicを始めてしまった。
1か月980円で「聴き放題」。
1時間75円(ドリンク別)のカラオケよりも破格だと思って、手を出してしまった。

結構ごりごりな感じで、おフランスのアーティストを勧めてくるApple Music。
(Paul Simonが出てきたのは、オザケンの元ネタ「You Can Call Me Al」を入れてたからだと思う)
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そして最新の曲よりも、60年代あたり勧めてくる…
いや、私も最近の曲聴きたいっすけどね。
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高い送料出してフランスから取り寄せてたのは、つい最近のこと…

フランス映画祭で超涙した『エール!』のサントラも。
これで私一人分、フランスamazonのCD売り上げがなくなるってこと。
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部屋も断捨離、そしてApple Music…
これで完全に「音楽にお金をかける」という感覚が失われてしまいそう。

便利だけど、怖い時代になったなー。