ロバと王女の王子様、ジャック・ペランつながりでコーラス
を鑑賞。ジャック・ペランは製作・ちょっとだけ出演しています。
ペピノ役の子供は、実際のジャック・ペランの息子さん。孫といってもおかしくないくらい年が離れてるんだけど、本当にそっくり!!
出演している子供たちは、ほとんどが素人。だから余計に、歌の練習を重ねるにつれ上達していく姿がうまく出てるんだー。歌うことで本当にうれしそうに、無邪気に笑うんだもん。
そしてバティニョールおじさんの ジェラール・ジュニョーが最高です。コミカルな外見、キュートな丸顔からしてもう大好きなんですけど、モランジュの母親・ヴィオレットを窓から見つけて慌てふためきながら必死でオーデコロン付けたりするシーン。もう愛おしくてしょうがない。
お涙ちょうだい的な、決定的に泣けるシーンってのはないんだけど、自然と涙がこぼれるの。モランジュ役のジャン=バティスト・モニエは、実際に「歌声を聴くと涙があふれる」って言われているらしい。確かに、本当に美しい歌声なんだ。一生声変わりしてほしくないね。彼の歌声だけがこの映画の魅力ではないんだけど、それでも圧倒される。
このまま終わっちゃうの!?えー、やだやだ!ってとこでのステキなラスト。心がほっこりあったかくなります。