『プレイ 獲物』(La proie)

うっかりしてたら上映期間が終わりそうだったので『プレイ 獲物』(原題:La proie)を観てきました。

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原題のLa proieはそのまま「獲物」とか「カモ」とかいう意味。

ストーリーをざっくり言うと
「愛する妻のために・娘のために・愛のために!
おっさんが逃げる!走る!撃たれる!それでも生きる!とことん逃げる!」

えーと、最近だとフレッド・カヴァイエ『この愛のために撃て』とか
ギヨーム・カネ『唇を閉ざせ』とかと通じる心臓バクバク寿命短縮系、
個人的に苦手分野です。

この愛のために撃て [DVD]

唇を閉ざせ [DVD]

監督はエリック・ヴァレット 。
↓こういう映画作る人です。あー、もう。

ワン・ミス・コール

国家の密謀

ハイブリッド

マレフィク 呪われた監獄

びゅんびゅん走って来る高速道の車の合間を縫って走ったり
電車に飛び乗ったり、走ってる電車止めたり
ちゃんと止血しないまま600km先の街(”シャセーヌ”って…)まで突っ走って何日も生きたり
武器も仲間も持たないでパブリック・エネミーになったり
証拠不十分のまま連続殺人犯になったり
ぐあー、もうしっちゃかめっちゃか。

アルベール・デュポンテルはスタントマン使わずに渾身の演技だったらしいけど…
素直にこのハラハラドキドキな世界に入り込めなかったのは
隣の席のカップルが病的に喋る喋る携帯いじる(しかもマナーモードにすらしない)途中何度も前を横切り入退席繰り返すわで…
こんなストレスフルな中、まともに映画鑑賞なんて出来なかったのよ、、、

でもそれを抜きにしても、モレルは何の目的で幼女誘拐してたのか謎だし。
妻のため?自分の性欲を満たすため?
「とにかく異常」ってことで片付けられないモヤモヤ感が残るのでした…
もうウェストポーチとかやめてー。

女警官役のアリス・タグリオーニが、いい!
最初の登場シーンの美脚からクールビューティーな彼女に釘付け!
日本公開作品には出てなかったのかしら…10年以上キャリアあるはずなのに、全然知らなかった…

フランスで18日に公開になった『Paris-Manhattan』に主演。
ウディ・アレンマニアの薬剤師っていう役どころ。

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ぼくらの熊ちゃん・セルジ・ロペスもよかったよー。

いやでも、映画館内は携帯の電波なくした方がいいと思うよ、ほんと。