パリの定期券、パス事情は非常に複雑です。
使い方が複雑なんじゃなくて、そのシステムがややこしい。
フランスでは「Navigo Découverte」(ナヴィゴ・デクーヴェルト)という名前のパスが存在していますが、旅行者が使うのは主に1週間有効の「Forfait Navigo Semaine」。
※「forfait」ってGoogle翻訳かけると「犯罪」って出てきますが、じゃなくて「一括前払い」の意味のほう。
CDG空港からロワシーバスに乗れて、コルビュジェのサヴォワ邸やディズニーランドパリもいけるFORFAIT « TOUTES ZONES »で1週間22.8ユーロ。
この金額でバス、メトロ、RER乗り放題。
http://www.navigo.fr/titres/le-forfait-navigo-semaine-presentation/
ただーし、有効なのは月曜から日曜まで。
月曜に買うとかなりお得なのですが、木曜に買うと、空港バスを使えばまあ元はとれるかな。
金曜日にはもう買えません。翌週の月曜日から有効のナヴィゴになるのです。
このシステムがどうもめんどくさくて、
ロワシーバスを使わない時や、パリ到着が金曜日で4泊しかしない、とかだと結局いつも紙の切符(10枚綴りのカルネ)ばっかり使っていました。
この交通システムは、日本のSuicaやPASMOのチャージシステムのほうが断然便利だなーとずーっと思っていました。
でもついに出ましたNavigo easyが!
パリで紙の切符って毎年5億5千枚も発行されているようですが、2021年には紙の切符は完全に廃止されるそうです。
紙には紙の尊さがあるし、なくなるのはさみしいけれど、まあ私も乗り終わった後はセルジュのお墓に愛を込めるくらいしか使い道がなかったわけですし…
かんたんにNavigo semaineとNavigo easyがどう違うのか比較表作ってみました。
ざっくりこんなかしら。
来月の旅では火曜日朝着、ロワシーバスも使うからsemaineの方にしようと思うけど、easyも買うだろうなきっと笑