「ママと娼婦」のフランソワーズ・ルブランさんにお会いしました

一週間以上前のことになりますが・・・
フランソワーズ・ルブランさんが来日されていました。
アンスティチュ・フランセ東京で上映されたポール・ヴェッキアリ監督の『劣等生』。
マチュー・アマルリックやカトリーヌ・ドヌーヴ、アニー・コルディ、エディット・スコブなど豪華すぎるキャストが次々と登場する作品で、わずかな出演時間でしたが、上映後のトークショーに登壇されました。

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シネフィルのみなさまによるQ&Aはとても勉強になります。映画の見方が全然変わる。
ドヌーヴさんの話題も出てきたり、監督の熱いダニエル・ダリュー愛(あれは放っておけば一晩中語るに違いない・・・)も聞けて、大充実の時間でした。

上映前の会場にはミッシェル・ルグランの曲が流れていて、「ルブランさんだからルグランの曲?」とダジャレかと思ったけど、『劣等生』がジャック・ドゥミに捧げる作品だったからなのですね・・・無知だった故、お恥ずかしい。

ルブランさんと言えば、ジャン・ユスターシュ監督の「ママと娼婦」のヴェロニカ。
私的「学生時代に見た衝撃的映画ランキング」で第一位の作品です。
(第二位はイザベル・ユペール主演の「主婦マリーがしたこと」)
共演は、J.P.レオーと、今は亡きベルナデット・ラフォン。
ルブランさんの来日時にアテネ・フランセでも上映していたけれど、3時間半もある作品、しかも平日だったので諦めました(涙)ちなみに7月末にも上映あったのに行けず・・・
JUNさんにいただいた素晴らしいフライヤーに、ルブランさんのサイン。家宝だ。レオー氏のサインと並べて飾る予定。

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実際にお会いできたルブランさん、思ったよりも断然小柄で、着飾ってなくて、いい意味で全然女優っぽくなかった。
眉毛のあたりはヴェロニカそのまんまだった!

『劣等生』の上映はもう終わってしまったけれど、アンスティチュではポール・ヴェッキアリ監督が仲間と設立した映画製作会社「ディアゴナル」による作品を特集上映中。
今度の週末にも上映あります。
伝説の映画製作会社、ディアゴナル特集 ポール・ヴェッキアリ監督と女優フランソワーズ・ルブランを迎えて

監督にもサインいただいた。

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「ママと娼婦」、もう今とてつもなく見たい。
なのにDVDもamazonですごい値段になっているし、フランスでは販売できないらしいから現地版も買えないし、レンタルもVHSしかないので、ハンカチ噛みしめながら悔しがるしかないのです。
まあここ数年で何回かスクリーンで上映しているので、次の機会を逃さないでおこう。

ママと娼婦 [DVD]