フランス映画祭2日目ダイジェスト

フランス映画祭2016、2日目が終わりました。

ダイジェストで振り返ります。

1本目。「The Final Lesson(仮題)」
まだ
仮題だけどこちらも日本公開が決まっているらしいです。
尊厳死を選ぼうとする母親と、最期まで一緒にいたいという家族の物語。
重いテーマですが、ユーモアも楽しい時間も交えることでより一層悲しみが深くなり
涙無しでは見れない作品でした。
3年前のフランス映画祭で上映された「母の身終い」も尊厳死がテーマだったけれども
あれはもうつらさだけが残ってしばらく立ち直れなかったな…

マルトおばあさん、お元気そうでよかった。

「愛と死の谷」は熊さんのようなドパルデューが愛おしく素晴らしかった。
今年の映画祭は殆どの作品の日本公開が決まっているのに、意外なことにこの作品はまだ配給がついていないのよね。
ギヨーム・ニクルー監督とユペール様のQ&A。
監督よりも少し遅れて登壇したユペール様、お疲れのご様子を微塵も感じさせず、素敵!

首回りのリボン?が気になるようでずっといじってました(笑)
あと髪をいじる仕草が妙にかわいらしかったです。

3本目は「モン・ロワ」
エマニュエル・ベルコの熱演がズサッ、ズサッ、と胸に刺さりました。
今回は作品に出演していない、監督のマイウェン。

“タイトル「MON ROI」邦題は何がいい?”と観客に質問するなど、ご機嫌そうなマイウェン。

そして4本目は「アスファルト」
出演されているユペール様(衣装チェンジ)、再び観客の前でご挨拶。

ジャン=ルイ・トランティニャンの孫、ジュール・ベンシェトリがすさまじく、すさまじく良かった。
ブレッソンの「白夜」の世界から飛び出したような雰囲気を醸し出し…すぐさま惚れた。
そして映画祭始まって6本目にしてようやくコメディ作品に出会えたのでやたらうれしかったなー。

さて、今年も月曜日は参加できそうにないので、日曜日がマイフランス映画祭最終日。
オマール・シイも来日中止、残念だわー