フランス映画祭2015 フォトレポート『彼は秘密の女ともだち』（Une nouvelle amie）

フランス映画祭2015のフォトレポート。

2日目2本目、フランソワ・オゾン監督の『彼は秘密の女ともだち』（Une nouvelle amie）。
（邦題、いきなりのネタバレのような気がしますが）
8月にシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
ネタバレもあるので予告編は見ないほうがいいと思います！
オゾン監督の出演シーンもあるのでお見逃しなく～。
http://girlfriend-cinema.com/

アナイスちゃん、スクリーンで見るよりも
少しだけ幼くてふっくらした印象。
服装のせいかしら？
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「オゾン監督の作品と一緒に日本に来ることができてうれしいです」
初来日のアナイスちゃん、日本の印象を聞かれると
「Incroyable！といった感じです（笑）まったく違う惑星にきた印象です」
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年間5本ほど出演作が公開されるほど人気者のアナイスちゃんですが
本作出演の理由を聞かれると
「オゾン監督はフランスでも人気があり、最も才能のある監督のお一人ですし、そんな方からオファーを受けるなんて女優として嬉しい限りです。しかも女性を選ぶのがとってもお上手なので…
それに加えて、オリジナリティあふれるラブストーリーだったことも素晴らしいと思いました。
クレール（アナイスちゃんの役）自身が、どんどん変わっていくのも面白かったです。」
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オゾン監督は（今回これなかったけど！）「視線が表現豊か」な女優を探されていたとのこと。
「台詞が少ない分、視線で演技しなければいけないシーンが多かったので難しい役どころでした」
と語るアナイスちゃんですが、いやいや、戸惑いも喜びも悲しみも、視線での感情表現がお見事でした！
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相手役のロマンくんとの撮影裏話も。
ネタバレになるので書けませんが…
ロマンくん、楽しまれていた御様子。（その姿を想像すると笑えます）
彼は「昔からこういう役をやりたかったんだ！」と、ノリノリで、子供のようだったそう。
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「同性愛者の苦悩をおかしく描いていて、戸惑いもありつつ面白く見ました」
という、ゲイの方からの感想もありました。
「悲壮感に溢れてしまいがちなテーマなんですが、深刻になりすぎないようにオゾン監督は描いているので、私もその点はとても気に入っています」
とアナイスちゃん。
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ロマン・デュリス、ラファエル・ペルソナと
フランスでもっとも注目されている俳優二人との共演について聞かれると
「ラファエルとは二回ほど共演しているので（タヴェルニエの「Quai d’Orsay」でもそうですね♪）、彼のことはよく知っていました。今回はかわいそうな役でしたね（笑）
ロマン・デュリスのことは子供のころから知っていて、ちょっとファンだったので（笑）共演できてとっても嬉しかったです！」
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オゾン監督については、他の監督と全然違うと言い、
「一年に一本作品を撮っているということもあり、とってもスピーディに物事を進める人。彼の映画に対する情熱をずっと感じていました。
構図も決めるので、俳優の関係性を親密に築いていっているのではないでしょうか。」
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ネタバレがいっぱいあるのであんまり内容書けないQ&Aでした（笑）
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8月公開、とってもおもしろいので
是非劇場でロマンくんを堪能してください！