MyFrenchFilmFestival(マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル)、レビューが全然追いつかないー
iTunesでダウンロードして見れるので、移動時間はほぼ映画見る日々。
気楽だけど、でもやっぱり一時停止しながら映画見るのはいやだなー。
(どうでもいいけど、ようつべに映画全篇アップする輩どもは、なんの利益があってそうしているのでしょう?)
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© Le Pacte
主演のヴァンサン・ラコスト(Vincent Lacoste)くんは
ジュリー・デルピーの『スカイラブ』(Le Skylab)や
ノエミ・ルヴォフスキー『カミーユ、ふたたび』(Camille Redouble)にも出てた、
くりくりパーマがかわいい、THE・草食系男子のあの子。
レア・セドゥ主演、小説「小間使の日記」の映画化『Journal d’une femme de chambre』(ブノワ・ジャコー監督、フランスで4月公開)にも出演。いま注目の若手俳優さんです。
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「Le Skylab」 © Mars Distribution
メインは病院で起こるさまざまなできごと。
医療ドラマでありながら、親子間の問題や将来への不安、移民問題をも絡めているけれど
決して煩雑にならず、どの問題も丁寧に扱っていた印象。
病院で毎日のように降りかかる試練は、明るい将来の自分像を描いていたインターンのバンジャマンにとってあまりにも過酷な現実。
「考えすぎるな」と言われてもそういうわけにもいかない。
考えすぎるお年頃だものね。
バンジャマンにとっては重くのしかかってくるのに
大人たちにとってはあくまで経過であって軽くスルー。
この対比もね、上手いんです。
「大人たち」サイドで見るべき年齢の私だけど、すっかりバンジャマン目線。
がんばりすぎて、考えすぎて、知恵熱で倒れて。
励ましの言葉は、いかにも他人事の「がんばれ」じゃなくて
「ありがとう」が一番うれしいんだよね。
myFFFで鑑賞した作品は、Educational kitsで復習(するように)しています。
こちらの作品で扱っている問題は上記の他に
医療現場の過酷な労働環境(万国共通ですね…)、そして尊厳死「l’euthanasie」があります。
『愛、アムール』や『母の身終い』とはまったく違う描き方ですが
見ている最中はそうでもなかったのに、振り返ってみてアブデルの言葉の重さにグッときたのでした。
⇒「ヒポクラテスの子供達」Educational kits(フランス語・PDF)
(Une question de vie ou de mortは7ページ目)
台湾版ポスターはこちら↓
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醫手遮天…な、なぜ落書きがしてあるんでしょう…